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東北地方日本海側を中心に本日7日(木)夜をピークに猛吹雪のおそれ 気象庁が7日(木)~10日(日)頃にかけて全国的に暴風雪、高波、大雪への警戒を呼びかけ

[2021/1/7 16:35]

 気象庁が、2021年1月7日(木)から10日(日)頃にかけての暴風雪、高波、大雪への警戒を呼びかけています。全国的に風が強く、特に東北地方日本海側を中心に7日夜をピークに暴風雪・高波が題著となるおそれがあるとしています。

 急速に発達する低気圧の通過と強い冬型の気圧配置により日本海側を中心に、広い範囲で猛ふぶきとなり、大雪は、四国や九州の平地も含め10日頃まで続くおそれがあり、交通障害や施設への被害に警戒し、凍結、落雪、停電、なだれ、突風にも注意を呼びかけています。

 東北地方など積雪が多いなか、日本海側を中心に広い範囲で再び大雪となり、北陸地方を中心に急に強い雪が降り、短時間で降雪量が多くなるおそれがあるとのことです。また、四国や九州でも年末年始より降雪が多くなり、10日頃にかけて大雪が続くおそれがあるとしています。

 日本海には前線伴った低気圧があり、8日にかけて急速に発達しながら、北日本を通って千島近海へ進み、その後10日にかけて日本の上空に強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となる見込み。風速15メートル以上の強い風が吹いているところがあり、今後全国的に風がさらに強まり、7日から8日にかけて北日本と東日本から西日本の日本海側を中心に非常に強い風が吹き、大荒れや猛ふぶき、海は大しけとなるあそれがあるとのことです。特に、東北地方の日本海側では7日夜に風が非常に強まる見込みとしています。

 また、日本海側を中心に強い雪が降っているところがあり、10日頃にかけて、北日本から西日本の日本海側では平地も含めて、太平洋側では山地を中心に大雪となるところがあり、四国や九州の平地でも大雪となるおそれがあるとのことです。

 猛ぶぶきや吹きだまり、暴風や高波による交通障害、大雪による交通障害や施設への被害に警戒、路面や水道管の凍結、屋根からの落雪、停電や倒木、山地ではなだれ、雷や竜巻などの激しい突風にも注意を呼びけています。

 また、国土交通省も、大雪や暴風雪による立ち往生などに警戒し、不要不急の外出は控えるよう注意喚起しています。やむを得ず自動車を運転する場合には、冬タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着を呼びかけています。

[古川 敦]