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スーパーSUV「ランボルギーニ ウルス」が最悪の場合に燃える可能性 アウディジャパンが678台をリコール~配管のクイックコネクタの材質が不適切なため、燃料が漏れる可能性

[2021/1/21 19:15]

 アウディジャパンが21日、スーパーSUV「ランボルギーニ ウルス」のリコールを国土交通大臣に届け出ました。

 対象となるの形式「ABA-ZLDHU」、車台番号(輸入期間)の範囲はZPBEA1ZL0KLA00550(2018年9月17日)~ZPBEA1ZL3LLA10409(2020年8月26日)の計678台。なお、リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれているとのことです。

 不具合内容は、イタリア本社からの情報で、燃料装置で燃料を供給する配管のクイックコネクタの材質が不適切なため、エンジンルーム内が過度の高温になることが繰り返されると、コネクタ部が軟化することがあり、早期に劣化し亀裂が生じて燃料が漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとしています。不具合件数は0件とのことです。

 改善措置の内容は、全車両、クイックコネクタを対策部品に交換するとのことです。改善措置後は、車両識別プレートの下側に、黄色で直径5mm程度のマークが塗布あれ、点検整備記録簿の該当欄に「日付、走行距離、ワークショップスタンプと担当者名、リコール:外-3152 の改修」と記入されます。

[古川 敦]