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「タピオカ騒動」で優樹菜さん、事務所、キャスティング会社に約3億円の損害賠償請求 「イメージの毀損に伴って発生した損害等の賠償を求める」

[2021/5/28 19:23]

 PR業務代行やキャスティングなどを行なう株式会社Birdmanが26日、ロハス製薬株式会社とアイア株式会社に、株式会社Birdman、藤本優樹菜氏、株式会社プラチナムプロダクションに対して2億9,615万1,489円の損害などの賠償を求める訴訟を、東京地方裁判所に提起されたと発表しました。

 株式会社Birdmanは、アイア株式会社との間で、株式会社プラチナムプロダクションに所属していたタレントである藤本優樹菜氏を、ロハス製薬株式会社が製造販売する化粧品の広告に出演させるための広告出演契約を締結するとともに、株式会社プラチナムプロダクションとの間でも同様の契約を締結。

 藤本優樹菜氏は、この広告出演契約に基づき、ロハス製薬株式会社の化粧品ブランドのイメージモデルに就任し、広告に出演していましたが、2019年10月に、いわゆる「タピオカ騒動」を引き起こし、芸能活動を自粛しました。

 株式会社Birdmanは、株式会社プラチナムプロダクションに対し、損害の賠償を求めていたとのことですが、ロハス製薬株式会社とアイア株式会社が、ブランドのイメージが毀損されたと主張し、藤本優樹菜氏、株式会社プラチナムプロダクションと、株式会社Birdmanに対し、イメージの毀損に伴って発生した損害等の賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起したとのことです。

 株式会社Birdmanは、「引き続き訴状の精査を行ない、ロハス製薬株式会社及びアイア株式会社の主張はいずれも認められるものではないとの前提で、裁判において主張を行ない、適切妥当な解決を図っていく」としています。

[古川 敦]