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1/1スケール「寿司プラモ」の新作は史上最難関の「かっぱ巻き」! こだわりは組み立てると見えないキュウリの皮のトゲトゲ感~「これ、やばいかもしれません。組めないかも……。良い作り方、教えてください!」

[2022/2/15 12:44]

 プラモデルを中心としたインジェクション金型の設計・製作を行なっている秋東精工が、2021年4月23日(金)に発売し、同社初の1万超えRTされた1/1スケールプラモデル「寿司プラモ 貴方にこれが握れるか!?」の第4弾「寿司プラモ かっぱ巻き」を2021年8月8日(日)にAmazon.co.jpなどで販売を開始しています。価格は1,540円(税込)。

完成イメージ

 ディーラーや販売店からの「コレクション性がある」「もっと種類を増やせないですか?」の声を受け、「まだまだいけますよ!!」と張り切って作ったのが、今回の「寿司プラモ」第4弾「かっぱ巻き」とのこと。

 「寿司プラモ」は握りずしがきて、軍艦がきて、満を持しての「巻」。今回も、のりは前回と同じく株式会社いわさきのものを使用し、キュウリは皮部分のブツブツ感や、実の薄い緑色の質感にもこだわり、緑色は今回を機に新調したものとのことです。

 「非常にリアルな仕上がりで、ぜひお手に取って見ていただきたいです」とのことですが、組み立てると、キュウリは皮部分のブツブツ感は見えません…。「現場では、『鉄火巻にしたらまぐろ握りずしのときの塗料が使えたのに……』というボヤキが聞こえたとか、聞こえなかったとか」だそうです。

 本物の巻きずしは、のりの上にご飯をのせ、具をのせ、巻きすでクルリと巻いて作りますが、いくらリアルとはいえ、寿司プラモは本物の寿司ではないので、果たして、本物の寿司と同じように作れるのかと、議論が起こっているそうです。「これ、やばいかもしれません。組めないかも……」とは開発者の弁。めちゃくちゃ組みづらかったとのことです。

作り方は一例です

 同社では「皆さん、『こうしたら楽に作れる!』『効率的!』『綺麗に仕上がる!』など、ぜひぜひ弊社・開発担当にお教えいただけますと幸いです」と呼びかけています。

前作の「鮪(まぐろ)」、「サーモン」、「いくら」と並べたところ

[古川 敦]