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イエローハット・ピザハットのコラボ4年目にしてまさかのハット仲間・リンガーハット参戦! 社名がハットというだけで集められた社長が一堂に会した「ハット首脳会談」の様子がTVCMに~共同出店を前向きに検討

[2022/8/4 12:07]

 黄色い帽子でおなじみのカー用品専門店「イエローハット」、世界最大のピザチェーン「ピザハット」、グループ創業60周年を迎えた長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」の3社が、2022年8月10日(水)の「ハットの日」に向け、8月4日(木)からコラボレーション施策を実施します。

 「イエローハット」を全国展開する株式会社イエローハットと、「ピザハット」を展開する日本ピザハット株式会社の“ハット企業”の両社は、8月10日の“ハット記念日”を盛り上げるため、2019年から様々な活動を展開していましたが、「同じハット企業なのに、実は帽子と小屋で意味が違っていた!」という2019年のコラボ未遂は話題となり、翌年の2020年には念願の正式コラボを実施。2021年にはハットの違いを知ってもらうための「たった1問だけの全国統一ハット模試」が実施されました。

 そして今年はなんと、同じく社名に“ハット”が付き、グループ創業60周年を迎えた、長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」などを展開する株式会社リンガーハットが“ハット企業”の仲間入り。3社となった“ハット企業”が、来たる8月10日の「ハットの日」を昨年以上に盛り上げようとTwitterの中の人達で企画したのが「せっかくなので社長を一堂に集める」こと。

 そして先日、社名に“ハット”が付いているだけという、たった1つの理由で3社の社長が会談した「ハット首脳会談」が実際に関東某所で開催されました。広々とした会議室に各社社長がスーツを着て登場。重々しい雰囲気の中、自社の紹介をするかのように社名のハットの意味を説明。

 ・イエローハット「うちのハットは、帽子です。」
 ・ピザハット「うちは、小屋です。」
 ・リンガーハット「うちも、小屋です。」

株式会社イエローハット 代表取締役社長 堀江 康生氏
日本ピザハット株式会社 代表取締役社長 中村 昭一氏
株式会社リンガーハット 代表取締役社長兼 CEO 佐々野 諸延氏

 1社だけ意味が違うイエローハットの堀江社長は神妙な表情を浮かべますが、最終的にハット企業3社で手を握り合い、ハット同盟が成立。ハット同盟を記念して制作された、3社の社長のイラストが描かれた「ハット首脳会談Tシャツ」が登場します。

 3社が社名のハットの意味を説明するだけになってしまった「ハット首脳会談」ですが、なんと勢いで8月4日から国内初の3社の社長が出演(8月3日現在、イエローハット調べ)するTVCMとして全国でオンエアすることも決定。「コラボ4年目にしてついにハット企業各社の“ハットの違い”が多くの皆さんに浸透することを期待しております」としています。

「ハット首脳会談」by イエローハット (30秒 ver.)
「ハット首脳会談」by イエローハット (Full ver.)

転売禁止!ハット3社の激レアトリプルコラボTシャツプレゼントキャンペーン!

 ハット首脳会談の名シーンがTシャツになって登場!各社公式Twitterアカウントをフォローし、対象のキャンペーン投稿をリツイートするだけで、「ハット首脳会談Tシャツ」を抽選で合計30名(各社アカウント毎に10名ずつ)にプレゼントされます。

応募期間:2022年8月4日11時~8月17日23時59分

応募方法:各社公式Twitterアカウント
 「@yellowhat_ltd」もしくは「@Pizza_Hut_Japan」、「@ringerhut_jp」をフォローし、キャンペーンのツイート投稿をリツイートすることで、応募できます。

当選人数:各社10名(合計30名)

注意事項:3社のTwitterアカウントでそれぞれ応募するとで、当選確率は3倍となります。

※転売禁止となります

イエローハット店頭での販売も決定!

 イエローハット府中西原店の新規オープンを記念して「ハット首脳会談Tシャツ」を8月5日より10着限定で販売されます。

【販売店舗情報】
・オープン日/販売日:8月5日(金)
・店舗名:イエローハット 府中西原店
・住所:〒183-0046 東京都府中市西原町1丁目14-2

「ハット首脳会談」までの経緯

 Twitter 上での3社のやり取りでは、テンションの上がったイエローハットがフライングでWebサイトを公開したり、リンガーハットがピザハットと2社で記念日登録をしてしまうなど、ハットの日を迎えるまでに様々な出来事はありましたが、最終的に仲直りし、まさかの3社のトップが集まる会議を開催することになったとのことです。

イエローハット「ハットの日感謝セール」

 8月5日(金)~8月16日(火)の期間、年に一度の「ハットの日感謝セール)を実施。期間中はご購入でオリジナルグッズをプレゼント、対象タイヤ4本セット購入で最大12,000円キャッシュバックなど、お得がたくさん。

「ハットの日感謝セール」特設サイト:https://www.yellowhat.jp/campaign/20220810/index_bargain.html

ピザハット「ハットの日 1,000円パック」

 今年より毎月8・9・10日をハットの日として超おトクな「ハットの日 1,000円パック」を提供中。毎月変わる Mサイズのピザと対象のサイドメニュー3種の中から1つ選べる持ち帰り限定のセット「ハットの日 1,000円(税別)パック」を3日間限定で購入できます。

ハットの日 1,000円パック特設サイト:https://www.pizzahut.jp/topic/hutday/takeout

リンガーハット「フォロー&リツイートキャンペーン!」

 8月10日(水)~8月24日(水)の期間中にリンガーハットTwitter をフォロー&対象ツイートをリツイートで、総勢10名に、とんがり帽子に見立てたオリジナルタジン鍋が当たるキャンペーンを開催。ハズレでも全員にお店で使えるぎょうざ3個引換券がもらえます。

キャンペーン特設サイト:https://www.ringerhut.jp/hutday_2022/campaign/

撮影後“ハット企業としてお互い意識していた”“共同出店を前向きに検討”などと語るハット企業インタビュー!

【ハット首脳会談インタビュー】
株式会社イエローハット 代表取締役社長 堀江康生氏
日本ピザハット株式会社 代表取締役社長 中村昭一氏
株式会社リンガーハット 代表取締役社長兼CEO 佐々野諸延氏

 「ハット首脳会談」終了後、会談の感想や今後のビジョンなどを各社社長に直撃インタビュー。

Q.1:最初にハットの日のコラボ施策ならびに首脳会談動画の話を聞いた時どのように思われましたか?

堀江氏:不思議というか、変わった企画なので、非常に面白いと思いました。動画という話は恥ずかしいと思いました。今日は楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございました。皆さんが非常に一生懸命されていて嬉しかったです。お二人にお会いできて、それも良かったです。

中村氏:まさか、堀江さんと佐々野さんがこの企画をお受けするとは思わなかったので。僕自身は結構乗り気だったのですけれども、本当に実現するのかなというのは、とても思いました。でも、こうしてお会いできて、私自身も本当に良かったと思っています。かなり緊張しました。

佐々野氏:率直な思いとして、なぜ、おじさんが三人集まってこういうことをやるんだ、こういうことはやめなさい、私は恥ずかしくてたまらないというようなことをこの企画を持ってきた際に言いました。私もたぶん、お二人はこの話をお受けしないのではないかと思っていたので、最初お会いした時には、お会いできて良かったというのが正直な気持ちです。終わってみればすべて良し、というところで楽しい時間を過ごさせていただきました。

Q.2:今回3社の社長がご出演を決意した思い・意気込みなどを教えてください

佐々野氏:私どもは今までコラボに入っていなかったものですから、ここは素直に、仲間に加えていただくという気持ちで来ましたので、お二方には大変感謝を申し上げます。ありがとうございました。

堀江氏:販促の担当者がずいぶん乗り気でして、私は先ほど言ったように恥ずかしいからどうかなと思ったのですけれども、私も男ですから、頼まれたら断れない性格なので、参加いたしました。いまだに恥ずかしいです。

中村氏:こういった企画はなかなかできることではないということもあって、基本的に来る話は私も断らず受けるようにしています。そして、働いている従業員などが、こういったグローバルの会社さんたちと一緒にコラボ企画ができるということで、お店の中でも励みになったり、こういう付き合いがある会社であることを分かっていただけたらいいのかなという思いもありました。

Q.3:以前からお互いをハット企業として意識されていましたか?他の2社の印象は?

中村氏:私は、とても意識しています。今、私たちのブランドも480あるのでしょうか。同じチェーンブランドとして、それ以上を運営されている会社さんたちですし、自分のお店などを巡回に行ったりする時にも、同じハットつながりという部分で必ず目について、とても意識はします。

 ですので、実際にこうして同じポジションの社長さんとお会いできたということで今回は非常に嬉しく思いますし、このような企画をしていただいて本当に良かったと思います。

中村氏:(スペルの違うことは)3年くらい前から「ハットの日」のところでネタとしてやっていましたので、そこは面白い採り上げ方をしていただけたので良かったと思います。

堀江氏:私も大変認識しています。ピザハットさんは、嫁がいつも出前を頼んだり、会社で注目しています。
愛媛の店のオープンの時、たまたま銀行に行って、うちの店がオープンすることを話していたら、「昨日、ピザハットを頼みました」と言われたのですが、ピザハットとは違うんだよなと思いました。

 うちの会社は、知名度がなくて非常に困っていますけれども、今も言いましたように、ピザの中で特にピザハットさんが個人的に好きなので、非常に意識はしています。リンガーハットさんは長い付き合いで、ずっと前から、とんかつをしょっちゅう食べていました。九州に行ったら必ず濵かつへ行って食事をしていましたので、ある意味、長い付き合いがあるものですから非常に意識はしております。非常においしいです。

 いろいろな餃子がありますけれども、私はリンガーハットさんの餃子が好きです。小さくてカラッとしているので、餃子の中では個人的にナンバーワンです。

 あれは初売りっていうんでしょうか…。

佐々野氏:お正月ですか?

堀江氏:お正月の時にあれを買うといいです。安いというか、券が入っていて損はしないということで、たまに買ったりしています。ところが、行ったら売り切れの時があるので、ちょっとけしからんと思っています。

一同:(笑)

佐々野氏:申し訳ございません。

佐々野氏:30年近く前になると思いますが、私どもの濵かつはイエローハットさんの本社まで出向いて、お掃除研修ということでいろいろ勉強させていただきました。それがあったので、リンガーハットのほうも採り入れようというので、我々は本社のトイレ掃除を交代制でしていたことを思いだしました。

 また、鹿児島や山口ではイエローハットさんと同一敷地で出店をしている所がありましたから、グループ会社なんですかと、当時はよく言われたりしていました。

 37年前に私が店長として東京転勤で来た頃は、リンガーハットはまだ20店くらいしかなくて、知名度がまったくなかったので、リンガーハットですと言ってチラシをポスティングしに行っても、「イエローハットさんですか?」と言われたくらい当時は(知名度が低かったです。)

 今、社長の話を聞いて当時のことを思いだしました。

Q.4:今後、ハット3社で何をしてみたいですか?

堀江氏:お客さんが行き来してもらうと一番いいなと、お互いに思っています。だから、個人的には、リンガーハットさん、ピザハットさんに行った方がスタンプをして、スタンプが最低3つそろったら何かプレゼントという形がいいのかなと思っています。

 私は、猫グッズが好きなので、スタンプが3つそろえば、猫グッズをプレゼントというようなことも考えていますけれども、販促が全部考えることですから、私はあまり口を出さないようにしています。販促のほうで頑張って計画すると思います。

中村氏:今、猫グッズと言われましたけれども、私たちのピザハットという屋号でも「ピザキャット」という猫のキャンペーンを過去によくしたことがあって、そういうところでも、とても親近感を持てたということが一つあります。

 そして、私自身がやってみたいと思っているのは「スリー・イン・ワン」です。イエローハットさん、リンガーハットさん、そして、私たちのブランドが一つの敷地で出店できれば良いと思います。

 八王子にイエローハットさんのお店がありますけれども、今回、その中に私たちのブランドの出店を進めさせていただきます。

中村氏:そういうことで出店が決まっていますけれども、3つのブランドのお店が同じ敷地の中で展開できて、ピザを焼いている間にカー用品の買い物をしていただいたり、リンガーハットさんで食べていただいて、お帰りの際にピザを持ち帰っていただいたり、いろいろなことができれば楽しいだろうと思いますし、そのようなことができれば、とても良いと思います。

佐々野氏:共同の出店は、十分に考える余地はあるのではないかと思います。我々も今後は出店の形態をロードサイドにまた戻していこうという方向ですから、そういった意味では、現在でもイエローハットさんと同じ敷地に出店がありますし、ピザハットさんは、デリバリーが専門ですから、我々はイートインの業態と全くバッティングすることもないので、かなりの相乗効果が期待できますから、出店というスタイルは、ぜひ考えていきたいと思います。

 いろいろな企画については、我々のマーケティング担当がいますので、今後もっとワクワクするような企画を考えてほしいと思います。

Q.5:実際にお会いしてどうでしょうか。「ハット」以外に何か共通する部分を感じられましたか?

佐々野氏:私は今回初めてお仲間に加えていただいて…。いつもは、どういうスタイルでされているのかが分からなかったものですから。とにかく今日は長時間にわたって、たぶん思っていたのは同じことなのかなと思っていたのですけれども、なぜ、こんなに同じことを何回もやらされるのか…。

一同:(笑)

佐々野氏:そういうところでは共通の思いを持っているのではないかと思って、もっと短く終わるような内容がなかったのかなということをずっと感じていましたけれども、そういったところは共感されているではないかと思っています。

堀江氏:それをあまり言うと、一生懸命された方に失礼だから。でも、何回もされるということは完全を目指せたかなと思うから、それはそれでいいと思います。私も初めての経験だし…。ただ、3回、4回は経験したくないなと思いました。

中村氏:なかなか役者さんと違うので、「笑顔でお願いします」、「いいですね」と言われていても、「やっぱり、笑顔が出ていないんだろうな」とか思いながらしていたのですけれども。

 でも、本当になかなかできない体験であったり、あるいはハットの同盟ということで、3社でこういうことができるというのはなかなか経験できない企画だったと思うので、本当に楽しませていただいて、できたかなと思っていて、良かったと思います。

Q.6:今回のコラボをきっかけに今年のハットの日には各社で何かされますか?

中村氏:私どもは、毎月8・9・10日がピザハットの「ハットの日」です。お持ち帰り限定で1,080円パックを販売しております。皆さまに、ぜひご利用していただきたいと思います。

佐々野氏:リンガーハットは、8月の10日よりTwitterにてオリジナルグッズが当たるキャンペーンを実施しています。皆さま、ぜひご参加ください。

堀江氏:8月10日というのを非常に大事にしているんですけれども、その8月10日の前後でいろいろなセールをしています。安売りというのは面白くないので、安売りというわけではなくて、何か楽しんでもらおうと思って、いろいろなプレゼントを用意しています。

 来ていただいたら何か当たるといいますか、何かもらえるというセールをしていますので、楽しみにして来ていただきたいと思います。

 8月10日というのをずっとしてきたのですけれども、知名度がなかなかなくて浸透しないので、せっかくですから、リンガーハットさんとピザハットさんも8月10日は頑張っていただいて、ぜひ、その8月10日をもっと皆さんに知ってもらえるようにしていただきたいと思います。

 8月10日には、どこかの店の中に行くようにしていただきたいと思っています。

Q.7「ハットの日」を機に日本を明るくしたいという思いはありますか?

中村氏:世の中がコロナ禍のこういった時期の中で、今、私たちの企業は運営させていただいていますけれども、私たちはなかなか外食ができません。家族や仲間と楽しむといった時に、おうちで楽しんでいただくということで、私たちはデリバリー専門というところが企業としてあります。

 8・9・10日は「ハットの日」です。お得なお買い物をしていただいて、そして、家庭内で感染防止をしながら、家で家族や友人たちと楽しくピザを囲むひとときを過ごしていただきたいと考えています。

佐々野氏:我々だけで日本を明るくする力はまだまだないのかなというのが率直な気持ちです。ただ、今年の計画は5店舗なんですけれども、今期から出店を再開しました。我々はお店を出して、そこでお客さまに商品をおいしく召し上がっていただきたい。それこそ、おいしいチャンポンを食べて元気になってもらいたいという思いはありますので、今後は出店数を加速させ、日本の皆さまが少しでも元気になれるよう、お力になれればと思います。

堀江氏:8月10日は日本全国の人に楽しい日だということをもっと認識してほしいと思います。そのために当社は何かプレゼントするということをしていますけれども、リンガーハットさんには8月10日は、餃子を1皿食べたら2皿プレゼントとか…。

佐々野氏:(笑)

堀江氏:ピザハットさんにはピザを1枚買ったら2枚プレゼントとか、そういうものがいいと思っていますけれども、その時には私は買います。

一同:(笑)

堀江氏:食べに行きます。

[古川 敦]