カシオ計算機が電子辞書の新規モデル開発を中止　急速に縮小した市場に対応し、生産／営業体制を大幅縮小

　カシオ計算機株式会社が14日、2025年3月期第3四半期決算説明会で、電子辞書の新規モデル開発を中止することを明らかにしました。

　同社では、「電子辞書」の急速に縮小した市場に対応し、構造改革施策を実施。生産／営業体制を大幅縮小し、新規モデル開発を中止するとのことです。

＼#新製品情報／
電子辞書“EX-word”より、今年の大学入学共通テストで新しく出題科目に追加された「情報I」のコンテンツを収録した高校生向けモデル『XD-SA4900』と、中学生や小学生向けモデルなど6機種を併せて2月6日に発売します。

▼詳細はこちらhttps://t.co/yoJoybDAeupic.twitter.com/FxON609gqP

— CASIO　カシオ計算機株式会社 ??? (@CASIOJapan)January 23, 2025

　カシオ計算機は、1981年10月に同社初の電子辞書英和辞典「TR-2000」(英和・和英辞典機能と計算機能を搭載)を発売。1996年7月に現在に続く「EX-word」ブランドの第一号機「XD-500」を発売しています。

「TR-2000」