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今回は番組史上最大級の生贄! NHKが魔改造の夜「ブランコ 25m走」を本日25日(木)放送~京都の電子部品大手「Rーム」×プリンター・電気機器の大手「Eプソン」×世界的自動車メーカー「Sバル」

[2025/9/25 18:27]

 NHK総合で、日本を代表する超一流エンジニアたちが、極限のアイデアとテクニックで競い合う番組「魔改造の夜」。新作「ブランコ 25m走」が2025年9月25日(木)19時30分~20時42分(72分)に放送されます。

 身の周りの「おもちゃ」「家電」「日用品」が魔改造され、衝撃的な“怪物マシン”となり“秘密の夜会”に集う「魔改造の夜」で、今回、魔改造するのは巨大なブランコ。無人で座板を大きく揺らし衝撃の爆走、戦慄の姿、まるでホラー!?

参加チームは、
・京都で創業。スマホや電気製品、自動車などに使われる電子部品を開発・製造する大手企業「Rーム」
・プリンターやプロジェクターなど電気機器を製造・開発する大手企業、長野・諏訪が拠点の「Eプソン」
・四輪駆動や特徴あるエンジンで知られ、発祥である航空機部門ももつ、世界的自動車企業「Sバル」
の3社。

 人が乗っていない高さ2m近いブランコが、座板を前後に揺らして動き始め、走り出し、距離25mでタイムを競う。うす暗い夜会のコースを、無人の巨大ブランコが、大きな音をたて爆走する…そんなホラー映画のような光景……。

 各チーム、まずはブランコがどうすれば走るのかを検討。タイヤを下につけ、人がブランコを漕いでみると、いったんは前に進みますが、そのまますぐに後退してしまいます。前後の振りを、前進のみの力に変えるのは、超難問。さらにブランコの重さは30キロ、相当の動力が必要になります。そして座板を振る機構をどう作るかもポイント。

 大型モーターで動かすか?いっそエンジンをつけるか?速くするにはマシン全体を軽くしたいところですが、どんどん重くなります。ブランコとは思えない激しい音をたて、大きく座板が振られ走り出したかと思えば…部品のギアやチェーン・モーターが壊れ、マシン全体が大破することも……。強い力を生むと負荷が大きく、マシンが耐えられません。

 ブランコを走らせるのは、やはり不可能?答えが見えない超難題にエンジニア達はもがき苦しみます。1カ月半の苦闘の末、各チームはモンスターマシンを誕生させます。マシンの重さが200キロ近くのものや、正確なリズムで座板を振り続けるマシン、暴れ馬のようにダイナミックに走るマシンも。

 無人の巨大ブランコは、見事爆走するのか?今回も、ハラハラドキドキ、歓喜と号泣、興奮と感動の夜会へ。

【出演】 魔改造倶楽部

 顧問:伊集院光さん
 実況:矢野武さん
 解説:長藤圭介さん(東京大学大学院教授)

[古川 敦]