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今回は番組史上最軽量の生贄! NHKが魔改造の夜「スリッパ跳ばし」を本日30日(木)放送~京都の電子部品大手「Rーム」×プリンター・電気機器の大手「Eプソン」×世界的自動車メーカー「Sバル」

[2025/10/30 19:22]

 NHK総合で、日本を代表する超一流エンジニアたちが、極限のアイデアとテクニックで競い合う番組「魔改造の夜」。新作「スリッパ跳ばし」が2025年10月30日(木)19時30分~20時42分(72分)に放送されます。

 身の周りの「おもちゃ」「家電」「日用品」が魔改造され、衝撃的な“怪物マシン”となり“秘密の夜会”に集う「魔改造の夜」で、今回、魔改造するのはスリッパ。スリッパを空へ跳ばせ!羽根や翼、ジェット機構も?どこまで、跳んでいけるのか?

参加チームは、
・京都で創業。スマホや電気製品、自動車などに使われる電子部品を開発・製造する大手企業「Rーム」
・プリンターやプロジェクターなど電気機器を製造・開発する大手企業、長野・諏訪が拠点の「Eプソン」
・四輪駆動や特徴あるエンジンで知られ、発祥である航空機部門ももつ、世界的自動車企業「Sバル」
の3社。

 今回の魔改造では、スリッパを履いた状態で足を振り上げて前に蹴り出し、どれだけ遠くに跳ばせるかを競います。競技のルールは、スリッパを元々の重さ(=60グラム)以内で魔改造すること。勝負のポイントは、スリッパを軽くし、その分でどんな仕掛けを作れるか。人のキック力だけでは数m跳ばすのが限界の中、各チームは、30m先の会場の壁への直撃を目指します。

 「大きな羽根で滑空させる?」「鳥のような翼はどうか?」「爆発的な跳びを生むジェット機構は?」など、各チーム魅力的なアイデアを次々考えます。しかし、いざスリッパと組み合わせてマシンをつくると…重くなって失速し、跳ぶ姿勢が不安定で落下してしまいます。では、わずかなグラム数で“跳ぶ構造”を実現させるにはどうすれば良いか? 羽根などに軽い素材を選ぶと、すぐ壊れてしまう…。さらにスリッパを蹴り出す途中で、翼を開くスイッチの機能も必要。そのタイミングも難しく、うまく前に跳ばず、大破することも…出口が見えない超難題にエンジニアたちは悶絶し、夜会(本番日)が近づきます。

 1カ月半の苦闘の末、各チームはモンスターマシンを誕生させます。グライダーのように滑空するスリッパや、鳥のように翼で空を舞うスリッパ、ボンベのジェット噴射で跳び出すスリッパも。

 はたして、理想のアイデアを諦めずに詰め込んだスリッパ達は、見事に空を跳ぶのか?今回もハラハラドキドキ、歓喜と号泣、興奮と感動の夜会へ。

【出演】 魔改造倶楽部

 顧問:伊集院光さん
 実況:矢野武さん
 解説:長藤圭介さん(東京大学大学院教授)

[古川 敦]