【食レポ】モスバーガーでご当地からあげ祭！ 釧路ザンギ・中津からあげをサンドしたバーガーは野菜もたっぷり
モスバーガーは10月20日から、ご当地名物のからあげをモスバーガー風にアレンジした「中津からあげバーガーレモン添え」、「釧路ザンタレバーガー甘酢たれ」（各380円）の販売を開始しました。提供は12月上旬までの期間限定。
ご当地メニュー商品開発のアイデアを全国の加盟店スタッフに募ったところ、大分県中津発祥の「中津からあげ」、北海道釧路発祥のザンギ（鶏のから揚げ）に甘酸っぱいタレをかけた「ザンタレ」のリクエストがとくに多く、今回の商品化が決まったそうです。
「中津からあげバーガー レモン添え」は「聖地中津からあげの会」監修のもと、本場の味を再現した一品。「釧路ザンタレバーガー 甘酢たれ」は、「釧路ザンタレなんまら盛り揚げ隊」監修、「当地グルメでまちおこし団体連絡協議会」公認の本格的な味わいとのこと。
使用されている鶏肉は、「中津からあげバーガーレモン添え」はブラジル産の鶏もも肉、「釧路ザンタレバーガー 甘酢たれ」はタイ産の鶏もも肉。味付けの違いはもちろんですが、原産国の異なる鶏もも肉を使用することでの肉質の違いも気になるところです。
今回は、秋葉原駅や末広町駅が最寄り駅の「モスバーガー 秋葉原末広町店」へ行ってきました。
店頭でも「中津からあげバーガー」と「釧路ザンタレバーガー」をラインナップした「ご当地からあげ祭」を大きくアピールしています。店頭にはお店のスタッフによる新商品の試食ひとことレビューも掲示されており、釧路ザンタレバーガーは主に甘酢たれソースについて、中津からあげバーガーはからあげの完成度の高さについての意見が目立ちました。
今回は、「中津からあげバーガーレモン添え」Sポテトセット790円と、「釧路ザンタレバーガー 甘酢たれ」単品380円を注文。
まずは、「中津からあげバーガー レモン添え」から食べてみると、中のからあげは醤油の味が立ち、竜田揚げのような固めの食感の衣が特徴的。からあげにはブラジル産の鶏もも肉が使用され、ほどよく噛みしめごたえのある身のハリを感じます。からあげを包むパンズは肉厚で柔らかな食感、キャベツの千切りはたっぷり投入。脂っこいからあげを使ったハンバーガーながら後味がさっぱりするのは、大量にキャベツが投入されたことによるのかもしれません。
単体で中津からあげバーガーを楽しんだあとは、別添えで用意されたレモンを絞って中津からあげバーガーを食べてみると、キャベツのさっぱりさに加え、レモンの酸味によって脂っこさが消えて食がさらに進みます。
次に「釧路ザンタレバーガー 甘酢たれ」を食べてみると、パンズやキャベツの量や食感は中津からあげバーガーと同じながら、味の決め手となる甘酢たれが癖になる味わいなのと、中津からあげバーガーとは違い、ザンギは大きな一枚肉を使っていることでボリューム感があり、タイ産の鶏の特徴なのかもしれませんが、柔らかな食感が特徴的です。
2種類の新商品バーガーを食べ終えた後は、太めのカットで、じゃがいものホクホク感と手に持った時の重量感が他社ファストフード店との差を感じるポテトフライを完食。最後は揚げ物メニューとの相性が抜群な烏龍茶を飲み干して食事を終了しました。
余談ですが、ご当地からあげ祭バーガー発売期間と一部重なる形で、10月18日から31日まで山手線内をμ'sのラッピングトレインが走行します。編成や運行情報は、ラッピングトレイン問い合わせ窓口の株式会社ランティスでも特に告知はされていないそうですが、今回モスバーガーの新商品を食べに秋葉原駅で電車を降りた時や、秋葉原駅を後にする時にもラッピングトレインを見かけました。時間に余裕があるラブライバーの方はラッピングトレインに乗車してのアキバ訪問が10月末のラブライバーの方々の嗜みかも知れません。
今回は、モスバーガーの北海道ザンタレと大分県からあげをモチーフにしたハンバーガーを堪能しました。2種のバーガーでは味付けの違いは当然ながら感じましたが、使用されている鶏肉の原産国の違いで食感が大きく異なることに驚きました。
からあげをメインに据えたハンバーガーですが、モスバーガーでは注文を受けてから作るので揚げたてということもあり、キャベツをはじめとした野菜もたっぷりで、脂っこさはさほど気になりません。肉も食べたいけれど、日々の生活の中で野菜不足が気になる方にもオススメな一品です。