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【食レポ】芝海老のパリパリ食感とじゅわっと汁の滴る牡蠣がうまい、てんやの秋限定メニュー「かきと芝海老の天丼」

[2015/11/17 11:23]

 天丼てんやでは期間限定メニューとして、旬の魚介を贅沢に使用した「かきと芝海老の天丼」と、銘柄鶏が2種類の天ぷらで楽しめる「ふもと赤鶏天丼」を10月29日より提供開始しました。

 「かきと芝海老の天丼」は、秋に旬を迎える牡蠣と芝海老を盛り合わせています。使用する播磨灘産一年珠かきは、プリプリの食感を出すために新鮮な状態で蒸してから天ぷらに、有明産芝海老はサクサクの食感と香ばしい海老の風味を楽しむためまるごと天ぷらにしたものを使用しているとのこと。

 「ふもと赤鶏天丼」は、佐賀県の銘柄鶏で、歯切れのよい肉質の「ふもと赤鶏」を、生姜醤油の特製ダレに漬け込んでジューシーな鶏天にしているそうです。鶏天とあわせてコリコリ食感が癖になるなんこつ入りつくね天、サクサクのれんこん、彩りにいんげんの天ぷらも添えられています。

 今回は、秋の期間限定メニューのひとつ「かきと芝海老の天丼」を巣鴨駅のすぐ近くにある「てんや 巣鴨店」で食べてみることにしました。

今回は巣鴨駅からすぐ近くにあるてんや巣鴨店を利用

 てんや秋の限定商品の価格は、播磨灘産の牡蠣と有明海の芝海老を使った「かきと芝海老の天丼」が小盛780円、並盛830円、大盛930円。佐賀県の銘柄鶏ふもと赤鶏を使った鶏天2枚と、なんこつ入りつくねが入った「ふもと赤鶏天丼」は小盛600円、並盛650円、大盛750円(価格はすべて税込)。

 今回は「かきと芝海老の天丼」並盛と、ちょい飲みメニューの「モッツァレラチーズの天ぷら」190円を注文。

秋の限定商品はふもと赤鶏天丼とかきと芝海老の天丼の2種類用意されていました
てんやではちょい飲み需要に答えた天ぷら単品メニューやビールセットを用意

 ほどなく、かきと芝海老の天丼、みそ汁、モッツァレラチーズの天ぷらが目の前に運ばれてきました。ご飯の上の天ぷらは具材のみずみずしさを保った火の通し加減で、ご飯は味付け用に甘辛いタレがかかることを想定した固めな炊き加減に仕上がっています。

 天丼ではメニューの目玉である、頭から尾までまるごと使った芝海老の天ぷらと牡蠣の天ぷらがとくに美味しく感じました。芝海老の天ぷらは身の柔らかさと殻のほどよいパリパリ食感が良く、牡蠣の天ぷらは衣はカリッと、中のかきはじゅわっと汁が滴るくらいにジューシーな仕上がりに感動しました。てんやの丼ものは味付けは比較的濃い目ですが、丼の味付けに合わせてみそ汁は塩気が控えめなのも嬉しいところ。

今回はかきと芝海老の天丼と、天ぷらメニューのモッツァレラチーズの天ぷらを注文
かきと芝海老の天丼にはかき、芝海老、野菜のほか、普段の天丼で見かける海老天を使用
芝海老はまるごと一尾使用し、殻はパリパリ身は柔らかな一品
この時期旬の牡蠣は、大きくジューシーな一品
みそ汁は味濃いめの天丼との相性を考えて塩気は控えめ

 天丼を堪能した後は、ちょい飲みメニューの「モッツァレラチーズの天ぷら」を食べてみることに。モッツァレラチーズの酸味で、天ぷらの油っぽさがほとんど気にならないさっぱりとした味わいです。

モッツァレラチーズの天ぷらはモッツァレラチーズの酸味が立っていることで、揚げ物独特の油っこさがほとんど感じられません

 今回は、秋の新商品メニューから「かきと芝海老の天丼」、ちょい飲みメニューの中から「モッツァレラチーズの天ぷら」を注文しました。丼メニューは専門店なので味のハズレはありませんでしたが、ちょい飲みメニューの天ぷらが予想以上に本格的な味わいでした。お昼の丼ぶりメニューだけでなく、小腹が空いた時にファストフード感覚で天ぷらが楽しめる店としても覚えておきたいと思います。

[池延大栄(大帝オレ)]