【食レポ】レアな揚げ加減の牛カツを変わりゆく「新大久保」で堪能!~京都で話題の牛カツ店「京都勝牛」
京の割烹をコンセプトに、“和の牛カツ”を提案する牛カツ専門店「京都勝牛」。その東京1号店が11月、神田小川町に「京都勝牛 小川町」としてオープン。その後、わずかな間に秋葉原、竹橋、新大久保、新宿、池袋と続々新規出店を進めています。
「京都勝牛」で提供される牛カツ用の牛肉は、赤身の美味しさにこだわった厳選ロース。揚げ方や時間にもこだわり、60秒で手早く揚げるのも特徴です。ランチタイムが短いサラリーマンにとっては、注文してから提供までの待ち時間が短い「牛カツ」はありがたいメニューで、待ち望んでいた方も多いかもしれません。
今回は、“韓流の街”から、アジア各地の料理や食材が楽しめる“多国籍の街”へと変化しつつある、新大久保の店舗「京都勝牛 新大久保」で食べてみることにしました。
メニュー構成はシンプルで、以下のメニューのほかはドリンク類と、追加のかつ、キャベツなどのお代わりメニューのみ(価格はすべて税別)。
・牛ロースカツ京玉膳(小:肉100g 1,280円、並:肉130g 1,380円、大:肉160g 1,580円)
・牛ロースカツ膳(小:肉100g 1,180円、並:肉130g 1,280円、大:肉160g 1,480円)
・みぞれ牛ロースカツ京玉膳(小:肉100g 1,380円、並:肉130g 1,480円)
・黒毛和牛サーロインカツ京玉膳(2,480円)
・京都勝重(1,350円)
メニュー表を通してみてみると、多国籍の街「新大久保」のお店とあって、日本語表記のほか、英語、韓国語、中国語表記がなされ、インバウンド対策も万全です。
この日はお昼時とあって店内は混雑気味。とはいえ、牛カツの揚げ時間は60秒と謳っていることもあって、注文後3分ほどで「牛ロースカツ京玉膳並」1,380円(税抜き価格)が目の前に運ばれてきました。
「牛ロースカツ京玉膳並」にはメインの牛カツのほか、塩気がきいた赤だしみそ汁、おかわり1杯無料の麦飯、和のだしが効いたカレーソース、山椒塩と醤油が入った調味料皿が用意されています。
まずは、牛カツ素のままの味わいを確かめるためにそのまま食べてみることに。牛カツは肉の赤みがはっきり残るレアな揚げ加減で、揚げ物なのにさっぱりとした味わいが特徴。
カレーソースや山椒塩などの調味料が用意されていますが、さっぱりとした味わいの牛カツには、ほどよい塩気と痺れる山椒の辛さが同時に感じられる山椒塩が一番オススメ。和の出汁が効いたカレーソースも、赤身肉にはない出汁の旨味とスパイシーな味わいが絡んで中々の美味しさです。
麦ごはんは1度だけ無料でお代わり出来るので、1杯目はお店おススメの食べ方でご飯を食べてみることに。まずは「京玉」とお店で呼んでいる半熟卵の天ぷらをご飯の上に乗せ、京玉の黄身を崩したあとに、スパイシーかつ旨味のあるカレーソースを注ぎます。トロリとした黄身のコクと、旨味とスパイシーな風味の合わさったカレーソースとの相性抜群。おススメだけあって絶品な組み合わせです。
なお、麦飯をお代わりする方はカレーソースを少し残しておくと、2杯目はカレーライス感覚で楽しめます。
今回は、京都で話題の牛カツを街並みが変わりつつある新大久保で楽しみました。牛カツは揚げ時間が非常に早く、さっぱりとした赤身肉の美味しさを手軽に感じられるとあって「京都勝牛 新大久保」の店内はほぼ満席でした。
牛カツ店は「京都勝牛」も含めて都内で多く楽しめるようになってきたこともあり、いろいろと食べ比べを今後していきたいと思います。