【食レポ】ハンガリーの“食べる国宝”「マンガリッツァ豚のとんかつ」を食す~ジョナサンの国宝&至宝フェア
すかいらーくが展開する「ジョナサン」は、2月18日からハンガリーの「マンガリッツァ豚」、ブルネイの「ブルーシュリンプ」を使った料理が楽しめる「国宝&至宝フェア」を開始しました。
これまでにもジョナサンは、豪華食材のフォアグラ、オマール海老、あぐー豚などのフェアを開催してきましたが、今回は食べる「国宝と至宝」。ハンガリーで食べる国宝と呼ばれる「マンガリッツァ豚」、南国ブルネイで育った「ブルーシュリンプ」を使ったメニューが楽しめます。
「国宝&至宝フェア」で楽しめる料理は以下の6種類(価格は全て税別)。
・「食べられる国宝! マンガリッツァ豚の厚切りとんかつ膳」1,599円
・「食べられる国宝! マンガリッツァ豚の厚切りとんかつ膳 おろしポン酢仕立て」1,699円
・「食べられる国宝! マンガリッツァ豚とたっぷり野菜の蒸し鍋膳」1,199円
・「ブルーシュリンプフリット&ハンバーグステーキ」1,099円
・「ブルーシュリンプのブイヤベース風タリアテッレ」1,099円
・「ブルーシュリンプフリット&焼きチーズカレー」999円
今回の「国宝&至宝フェア」は、御徒町駅からほど近い「ジョナサン 御徒町店」で楽しみました。
「国宝&至宝フェア」のメニューはどれも美味しそうで迷いましたが、今回は食べる国宝「マンガリッツァ豚」を使った「食べられる国宝! マンガリッツァ豚の厚切りとんかつ膳 おろしポン酢仕立て」1,699円を注文しました。
「食べられる国宝! マンガリッツァ豚の厚切りとんかつ膳 おろしポン酢仕立て」はメインのとんかつのほか、調味料として用意されたポン酢にソース、甘めの味付けのお新香、ご飯、みそ汁がセットになった定食メニュー。
メインのとんかつには大根おろしがたっぷり乗っていますが、まずは「マンガリッツァ豚」を使った素のままのとんかつの味わいを確かめるため、そのまま食べてみることに。
マンガリッツァ豚のとんかつは、ほどよい身のハリに加えて、強い脂の旨味が口の中に広がる力強い仕上がりが特徴な一品。脂の旨味が強いため、素のままでもしっかり美味しく楽しめます。
素のままの味わいを確認した後は、とんかつに大根おろしを添えて食べてみます。
さっぱりとした大根おろしの効果で衣や肉の脂っこさが薄れ、強い脂の旨味で隠されていた肉の旨味が前面に出てきます。どちらの食べ方でも美味しく楽しめますが、大根おろしを添えた場合にはさらにポン酢を加えることで、さらにさっぱりとんかつが楽しめます。
セットのごはんは白米と雑穀米から選択できるので、今回は歯ごたえがありそうな「雑穀米」を選択。ジョナサンの「雑穀米」は雑穀の比率がそれほど高くないのか、雑穀の独特の歯ごたえが少なめ。多くの人が食べやすい配合になっているのだと思いますが、個人的にはもう少し雑穀独特の食感が生きるような配合を望みます。
みそ汁は素材自体の味が濃厚なマンガリッツァ豚との相性も考慮して塩気は控えめですが、出汁がしっかりと効いているので中々の美味しさ。脂の旨味濃厚なとんかつとの相性も抜群です。
今回「国宝&至宝フェア」では、「食べられる国宝! マンガリッツァ豚の厚切りとんかつ膳 おろしポン酢仕立て」を楽しみました。「マンガリッツァ豚」を使ったとんかつは身のハリと濃厚な脂の旨味が特徴的で、普段食べるとんかつよりも脂の旨味が立った仕上がりのとんかつが楽しめました。
マンガリッツァ豚の厚切りとんかつ膳は、おろしポン酢なしで1,599円、おろしポン酢仕立てが1,699円と安くはありませんが、イベリコ豚などと比べても一般にはなかなか手に入りにくい食材。また、厚切りとんかつは家で揚げるのは難しい料理でもあり、この機会に食べておくと、話のネタにもなりそうです。