【食レポ】水もお湯も不要な“究極の簡単カップめん”! シマダヤ「流水麺」がカップタイプになって新発売
シマダヤは3月7日(月)、つゆだけでほぐしてすぐに食べられるカップ麺「流水麺」を関東地方で発売しました。「流水麺 ぶっかけうどん」と「流水麺 ぶっかけそば」の2種類があり、希望小売価格は230円(税別)。近畿地方では3月28日発売となります。
袋タイプのゆで麺、「流水麺」は1988年の発売以来28年以上にわたって販売しているロングセラー商品。商品名の通り、流水でほぐすだけで食べられる手軽さが魅力です。
新登場のカップタイプ「流水麺」は、「簡単に食べられる」という点では究極のカップ麺となっていて、そば・うどんとも、水もお湯も不要。カップに入っている麺に付属のつゆをかけてほぐすだけで食べられます。
今回、発売前に試食用の商品をいただいたので実際に食べてみました。
めん重量はうどんが160g、そばが150gなのですが、カロリーはうどんが196kcal、そばが225kcalと、うどんの方がローカロリーなようです。ゆで麺のため要冷蔵で、消費期限は5日間です。
そば、うどんとも、カップの中にはゆで麺とつゆ、刻み海苔とゴマが入っています。
中に入っているつゆを並べて見ると、そばつゆの方が色が濃いことがわかります。うどんとそば、それぞれに合わせたつゆが付いているようです。
作るといっても、水もお湯もいらないので、カップに入っている麺とつゆを袋から出してカップにあけ、まぜて麺をほぐすだけ。麺がほぐれたら、刻み海苔&ゴマを投入して出来上がりです。キッチンや、会社なら給湯室に行く必要もありません。
うどんは昨今流行りの讃岐うどんのようなコシの強いタイプではなく、水なしでもほぐしやすいタイプ。昔、給食で食べたソフトめんのような食感です。そばもほぐしやすく、ほぐすのにさほど時間はかかりません。パッケージのふたを開けてから1分もあれば食べられます。
味はスーパーなどでおなじみのシマダヤのうどんとそばなので、万人向けの味に仕上がっています。つゆについては、もし家に「創味のつゆ」があればそちらを使った方が美味しいかも。ちなみに、創味のつゆでは、通販限定で化学調味料無添加の「手造りつゆ」がおススメです。
カップ「流水麺」はそのまま食べてもふつうに満足できますが、ちょっと見た目が寂しいので、うどんには冷蔵庫にあった生野菜とコンビニで買った温泉卵をトッピング。そばにはスーパーで買った海老天と、冷蔵庫にあったやっこネギを刻んで入れてみました。
中でめんをほぐしてもつゆが飛び散らないよう、カップが深めになっているので、上にはかなり具が乗せられます。
そばもうどんも美味しくいただきましたが、生野菜をのせて「サラダうどん」風にしたのはなかなかのヒット。レタス、きゅうり、トマト、ブロッコリースプラウトで栄養バランスも取りつつ、生野菜のシャキシャキした食感も楽しめます。温泉卵の黄身がとろ~りとうどんに絡んだところもまた美味しい。
うどんの食感から給食のソフトめんを思い出したので、うどん用のカレーをかけても懐かしく美味しく食べられそうです。今回、うどんとそばをいただきましたが、どちらかと言うとうどんの方がいろいろのせて楽しめそうで、アレンジ派にはうどんがおススメ。
また、ふつうの袋入りのゆで麺は1袋200g入りですが、流水麺カップタイプはうどんが160g、そばが150gと量は控えめ。カロリーも200kcal前後なので、ダイエット中でも安心。体調がイマイチで食欲がないし作る気力もないときにも、麺類ならつるつるっと入りそう。
できればひとつお願いしたいのが、そばにはワサビ! 練りワサビでいいのでワサビを付けていただけるとモアベターな感じです。
というわけで、水もお湯も不要で洗い物も出ないので、ともかく簡単にさっと食べたいときに冷蔵庫に入れておくと助かりそうです。スーパーやコンビニで見かけたら一度お試しを。