【食レポ】ランチプレートも芸術的な美しさ！　有名パティシエ鎧塚俊彦氏プロデュースのレストラン「TOSHI STYLE」

　株式会社1016は、有名パティシエの鎧塚俊彦氏がプロデュースしたレストラン「TOSHI STYLE」を2月に池袋東武レストラン街ダイニングシティ「スパイス」11Fにオープンしました。

　株式会社1016は、築地銀だこを運営する株式会社ホットランドと、パティシエの鎧塚俊彦氏が代表を務めるサンセリーテ社が設立した合弁会社です。

　「TOSHI STYLE」は、「パティシエが料理を作ったらどうなるのか」をテーマにしたレストラン。メニューは1,800円（ランチタイム限定）、3,800円、5,000円のコースと、ティータイム限定のデザートプレート（ドリンク付き）1,500円の4種類（価格は全て税抜価格）です。

　今回はランチタイム限定メニュー「本日のフレンチプレートランチデザートセット」1,800円を食べてみました。

鎧塚俊彦プロデュースのレストラン「TOSHI STYLE」は、池袋東武レストラン街ダイニングシティ「スパイス」11Fにオープン

今回はランチタイム限定の「本日のフレンチプレートランチデザートセット」を注文します

　案内された席はカウンター席とあって、見た目に美しい料理やスイーツメニューなどを間近に見ることができます。

カウンター席では、見た目に美しい料理やスイーツを間近に見ることができます

　今回注文した「本日のフレンチプレートランチデザートセット」のプレートランチは、ローストビーフ、オレキエッテを使った海鮮パスタ、バーニャカウダソースで楽しむ葉物＆根菜野菜サラダがセット。パティシエが料理を作ったらどうなるのかをコンセプトとしたレストランとあって、フォトジェニックな一皿です。

「本日のフレンチプレートランチデザートセット」は、ローストビーフ、オレキエッテを使った海鮮パスタ、バーニャカウダソースで楽しむ葉物＆根菜野菜サラダが美しく盛りあわせた、フォトジェニックな一皿

　どの料理も美味しかったのですが、特に分厚く肉の旨味が濃いローストビーフが絶品。また、バーニャカウダソースで楽しむ葉物＆根菜野菜サラダは、味付け用のバーニャカウダソースはもちろんのこと、野菜そのものが美味しいのが印象的。ローストビーフとあわせて美味しくいただきました。

フレンチプレートランチの料理はどれも美味しいですが、中でも肉厚で旨味濃厚なローストビーフは絶品

サラダも野菜自体が美味しいことに加えて、味付け用のバーニャカウダソースの旨味がしっかり

　料理の付け合せとして用意されたクルミ入りのパンは、クルミが香ばしく、パンだけ食べてもしっかり美味しく楽しめます。

クルミ入りで香ばしいパン

　料理のあとに出されたスイーツプレートは、いちごのショートケーキとチーズムースでした。

　いちごのショートケーキは、ふわふわなスポンジ生地の上にバニラビーンズが効いた生クリーム、スポンジ生地の下にいちごの果肉がたっぷり使われたオシャレなショートケーキで、濃厚な生クリームと酸味の効いたいちごとの相性は抜群。

　果物を周りに散りばめたチーズムースは、チーズの風味が立ったやわらか食感で、チーズムースだけ食べても、一緒に盛られた酸味のあるフルーツとあわせて食べても楽しめます。チーズムースと一緒に食べると、フルーツの酸味が和らいで優しい味に変化。スイーツは2品とも、ケーキとフルーツのコンビネーションが決め手のようです。

デザートはいちごのショートケーキとチーズムース。いちごのショートケーキはクリームから濃厚なバニラビーンズの香りを、チーズムースは柔らかな食感とチーズの風味が立つ一品で、どちらのスイーツも酸味のある果物との相性を考えた味わいでした

　別途300円料金はかかりますが、苦味の強いエスプレッソベースのコーヒーを注文。苦味の強いエスプレッソコーヒーと甘いケーキとの相性は最高です。

甘いスイーツを食べるときには、苦味が強いエスプレッソベースのコーヒーがおすすめ

　今回「TOSHI STYLE」でランチタイム限定メニュー、「本日のフレンチプレートランチデザートセット」を食べてきました。量は女性客に合わせているようで、男性のランチとしてはボリュームが足りない印象もありますが、鎧塚俊彦氏がプロデュースしているだけあって、ケーキはもちろんのこと、ランチプレートも含めて目でも下でも楽しめる美しい料理に感動しました。

　美しい料理がコース仕立てで手軽に楽しめるだけでなく、ランチタイムを過ぎた14時から17時のティータイムには1,500円のデザートプレート（ドリンク付き）も楽しめます。女子会やデートにはもちろんのこと、静かにスイーツを楽しみたいスイーツ好きな男子にもオススメしたいお店です。