【食レポ】ニューヨーク発のハンバーガーレストラン「Shake Shack」の日本2号店が東京・恵比寿にオープン
株式会社サザビーリーグは4月15日、ニューヨーク発のハンバーガーレストラン「Shake Shack」の日本2号店「アトレ恵比寿店」を東京・恵比寿にオープンしました。アトレ恵比寿店は、その名の通り、JR恵比寿駅に隣接した商業施設「アトレ恵比寿西館 1F」にあります。
「Shake Shack」はホルモン剤を使わない100%アンガスビーフのハンバーガーをメインに、ホットドック、ポテトフライ、フローズンカスタード、アルコールメニューなどを用意しています。アトレ恵比寿店では、限定メニューとして、濃厚なフローズンカスタードアイスクリームをベースに様々なトッピングをミックスしたオリジナルアイス「コンクリート」3種類も楽しめます。
オープン初日に足を運んでみたのですが、開店時間前後にはTwitterなどで「2時間待ち」とのツイートが見られたものの、午後1時ごろには列も短くなっていて、40分ほどで注文を終えて席へと移動することができました。
初めての「Shake Shack」利用とあっていろいろと食べてみようと、頼んでみたのは以下の5品。
・基本のハンバーガーメニューの「Shack Burger シングルサイズ」680円
・ビーフをソーセージを野菜とパンで挟んだホットドッグ「Shack-cago Dog Beef」580円
・「Shake Shack」版のポテトフライ「Fries スモールサイズ」280円
・オリジナルのフレッシュアイスクリームを使った「チョコレートシェイク スモールサイズ」480円
・アトレ恵比寿店限定メニューのオリジナルアイス「コンクリート」の中から「E-bean-su スモールサイズ」480円
まず「Fries」から食べてみると、じゃがいものホクホク感と、カリッと揚がった表面のカリカリ感のバランスが良く、スナック菓子を食べているかのようにサクサクと楽しめる味わいです。
続いて「Shake Shack」で基本となるハンバーガー、「Shack Burger」は、レギュラーサイズを注文したこともあって、アメリカで食べるハンバーガーのような手にとった時にずっしり重く感じるくらいのボリューム感はありません。
肝心なのは味ということで、さっそく食べてみると、メインのパティは旨味たっぷりで滑らかな食感、コクのあるチーズ、もっちり食感のバンズが絡み合ったハンバーガーで、見た目のインパクトよりも味にこだわった日本のグルメバーガーに近い繊細な味わいでした。
メインとなるハンバーガーを食べた後は、ビーフソーセージをメインに据えたホットドッグこと「Shack-cago Dog Beef」を食べてみることに。「Shack-cago Dog Beef」は、旨味濃厚なビーフをソーセージをシャキシャキとした食感の生野菜と柔らかなパンで挟んだホットドッグで、ハラペーニョソースのピリ辛感、キュウリのスッキリとした味わいが立ったことで後味にみずみずしさとキレを感じます。
アトレ恵比寿店限定で楽しめるオリジナルアイス「コンクリート」は、恵比寿と、原材料の1つである「beans」を掛けあわせたネーミングの「E-bean-su」を食べてみました。
「E-bean-su」は、バニラカスタードアイスクリームをベースに、小豆キャラメルソース、マシュマロソース、シーソルトショートブレッド、きな粉をトッピングしたもの。
実際に食べてみるとベースのコクと甘みの強いバニラカスタードアイス、歯ざわりの良いシーソルトショートブレッド、独特の香り漂うきなこの風味が立ったアイスクリームで、小豆やきなこを使っていることもあって和の雰囲気漂うスイーツです。
シメに飲んだ「チョコレートシェイク」は、ガツンとした甘味とチョコレートの風味が感じられ、まるで海外に行ってシェイクを注文したかのような力強い味わいです。
今回「Shake Shack」日本2号店「Shake Shack アトレ恵比寿店」に行ってきました。1号店の「Shake Shack 外苑いちょう並木店」は、最寄り駅の青山一丁目駅から少々離れた明治神宮外苑いちょう並木沿いにお店を構えたのに対して、アトレ恵比寿店は駅前は駅前にお店を構えていること、恵比寿はオフィス街とあって仕事帰りのサラリーマンがちょい飲み場所として楽しめるようなアルコールメニューが多く用意してあるのが印象的でした。
秋葉原にオープンした「Carl's Jr.」では、思わず「アメリカン!」と言葉が漏れるくらいのボリューム感が印象に残りましたが、「Shake Shack」は日本のハンバーガーチェーン店と比べてそれほど量の多さは感じませんでしたが、ハンバーガーにしてもアイスクリームにしても具材1つ1つの味わいが極めて良く、ハンバーガーが1,000円以上するいわゆる「グルメバーガー」に近い美味しさを重視した印象があります。
ハンバーガーなどのフードメニューはもちろんのこと、シェイクやオリジナルアイスメニュー「コンクリート」も非常に美味しかったこともあり、ちょい飲みスポットや食事処としてだけではなく、力強い甘さが売りのアメリカスイーツを楽しむ場としてオススメします。