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【食レポ】がっつりヘルシーな吉野屋「麦とろ牛皿御膳」~牛肉+長芋・オクラのネバネバで滋養強壮効果をアップ

[2016/6/6 12:04]

 吉野家は6月2日から、「麦とろ牛皿御膳」と「麦とろ鰻皿御膳」の販売を発売しました。価格は「麦とろ牛皿御膳」の並盛が580円、大盛が680円、「麦とろ鰻皿御膳」が880円(価格は税込)。

 今回発売された「麦とろ御膳シリーズ」は、昨年7月に季節限定商品として500万食を販売した人気商品。

 今年の「麦とろ御膳シリーズ」は、「山芋」に含まれる滋養強壮効果が高い成分“ジオスゲニン”に注目。山芋の中でも特に含有量の多い「懐山芋」からジオスゲニンを抽出してとろろに加えています。

 カロリーは、「麦とろ牛皿御膳」並盛658kcal・大盛917kcal、「麦とろ鰻皿御膳」678kcal。

 今回は、神田駅の近くにある「吉野家 JR神田駅店」に行ってきました。

麦とろメニューのタペストリーが目立つ、「吉野家 JR神田駅店」

 今回は「麦とろ御膳シリーズ」から、ガッツリ楽しめる「麦とろ牛皿御膳 大盛」680円を注文。「麦とろ牛皿御膳」は牛皿、麦飯、とろろ、オクラ、みそ汁がセットになった定食メニューです。

牛皿、麦飯、とろろ、オクラ、みそ汁がセットになった「麦とろ牛皿御膳 大盛」

 まずはメインの牛皿を食べてみると、甘辛い味つけが牛丼や玉ねぎに絡んだいつもの味わいですが、牛丼と違ってごはんが下にない分、甘辛い味がダイレクトに感じられます。おつまみ的な美味しさもあって、酒の肴にも使えそうな一品です。

独特の甘辛い味つけが牛肉と玉ねぎにしっかりと絡んだ牛皿は酒の肴としても楽しめそう

 麦飯には、まずはとろろを注いで食べてみます。とろろは、すりおろした長芋のロトロ食感と、荒く刻んだシャリシャリ食感が同時に楽しめます。醤油風味の下味もしっかりついていて、ご飯が進みます。

メインの麦飯は、そのままでも美味しく楽しめます
長芋をかけて食べてみると、トロッとした部分と荒く刻んだ長芋のサクサクとした食感の違いがよく、下味もついていることもあってさっぱりなのに美味しく楽しめます

 長芋を投入した麦飯にさらにオクラを加えて食べてみると、オクラ独特のネバネバ感が増すことに加えて、水分を多く含むオクラの効果も相まって、よりさっぱりしたキレのある味わいに変化。食欲が無い日でも楽しめそうな1杯です。

長芋を投入した麦飯にオクラを加えて食べてみると、ネバネバ感が増すことに加えて、水分を多く含むオクラの効果も相まってよりキレのある味わいに変化

 そのままだとお酒のアテにちょうどいいくらいに甘辛い牛皿も、長芋とオクラを投入した麦飯と一緒に食べることで味の濃さもちょうどよくなります。

素のままではお酒のアテにいいくらい味が濃い目の牛皿も、長芋&オクラを投入した麦飯と一緒に食べることでより美味しく楽しめます

 今回は、人気のメニューに懐山芋から抽出したジオスゲニンを加えることで滋養強壮効果をUPさせた「麦とろ牛皿御膳」を楽しみました。

 お酒のアテとしても、蒸し暑い時期にも定食としてさっぱり楽しめる「麦とろ牛皿御膳」はボリューム感はしっかり維持しながらも、牛丼とのカロリーを比較した場合、「麦とろ牛皿御膳 並盛」のカロリーは658kcalなのに対して、「牛丼 並盛」は669kcalと、「牛丼」単品の方がわずかながらカロリーが高い点にビックリしました。

 ヘルシーかつキレのある味わいながらも、しっかりボリューム感に優れた定食メニューを食べたい時に強くオススメしたい一品です。

[池延大栄(大帝オレ)]