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「キリン 生茶」好調で販売目標を2,000万ケースに上方修正~ガラス瓶風ペットボトルが好評。急須で淹れていた層も獲得

[2016/6/24 16:26]

 キリンビバレッジの「キリン 生茶」が、2016年3月22日にリニューアル後3カ月で750万ケースを突破。昨年のリニューアル後3カ月の販売数量より約6割増と計画を上回るペースで、年間販売目標についても当初の1,700万ケースから、2,000万ケースに上方修正すると発表されました。

 同社では、2018年をめどに2,000万ケースを超える規模のブランドに育成する方針でしたが、計画を前倒しで達成することを目指すとしています。

 新しくなった「生茶」は、“お茶のいいところをまるごと”をコンセプトに、お茶の魅力を最大限に生かすために、茶葉を低温で抽出。最新技術で“まるごと”微粉砕した“かぶせ茶”の粉末茶を加えることで、今までにない深いコクと、軽やかな余韻が楽しめるそうです。

 また、同社調べでは、ガラスびんをイメージして作った特長的なペットボトルに対する「高級感がある」、「品質、味の良さを感じる」などの興味や、吉川晃司さんらが出演するTV CMの注目度も高く、手に取る人が多かったとのこと。

 実際の飲むと「後味が良く、余韻が残る」、「甘さと渋さが絶妙でおいしい」など味覚も好評でリピータも多く、さらに、これまで急須で淹れたお茶を楽しんでいた層にも飲用されていることも、好調の要因と分析しています。

 「キリン 生茶」の消費税抜き希望小売価格は、185g缶が80円、340g缶が115円、280mlペットボトルが115円、430mlペットボトルが127円、525mlペットボトル(手売り専用)が140円、555mlペットボトルが140円、2Lペットボトルが330円、250ml紙(LLスリム)が100円。

[古川 敦]