【食レポ】滋賀県民のソウルフード「近江ちゃんぽん」が楽しめる、「ちゃんぽん亭総本家」が水道橋にオープン!
ドリームフーズ株式会社が運営する「ちゃんぽん亭総本家」が6月、東京都心部では初の店舗「ちゃんぽん亭総本家 水道橋店」をオープンしました。
水道橋にオープンした「ちゃんぽん亭総本家」は、1963年に大衆食堂「麺類をかべ」としてオープン。後に「美味しく健康的な1杯」という想いで開発した、「近江ちゃんぽん」が評判となり、1988年に近江ちゃんぽん専門店に業態を変更。2004年に「ちゃんぽん亭総本家」に屋号を変更し、今日に至ります。
ちゃんぽんと言えば長崎発祥の豚骨や鶏ガラで出汁を取った「長崎ちゃんぽん」が有名ですが、「近江ちゃんぽん」はカツオや昆布などから出汁を取った、透明感のある黄金色のスープが特徴とのこと。魚介系スープのちゃんぽん、お味は? と気になるところです。
さっそく「近江ちゃんぽん」の美味しさを確かめるべく、開店して間もない「ちゃんぽん亭総本家 水道橋店」に行ってきました。
まずはタンメンのような見た目の滋賀県の郷土料理、「近江ちゃんぽん 野菜並盛り」780円を注文(価格は税込)。
「近江ちゃんぽん」も、キャベツや人参など野菜がたっぷり使われています。豚肉も使っているので、ヘルシーさも美味しさも満点。
メインの麺はしこしことした食感の中太麺で、スープの旨味もしっかりと絡んで麺とスープの相性バッチリ。具材や麺を食べた時にも出汁の美味しさをしっかりと感じられます。
透明感のある黄金色のスープは、出汁の旨味は濃厚ながらも後味はさっぱり。脂っこさがないさっぱりとしたスープなので、お酒の後のシメにもピッタリな美味しさです。
「近江ちゃんぽん」をそのまま楽しんだ後、卓上に用意された「酢」の入ったやかんを手に取り、れんげ1杯分の「酢」をスープに投入。スープに「酢」を入れることで味がピシッと締り、キレのある味わいに変化。酢を入れたことで、暑い夏にも嬉しい、爽快感あふれる美味しさが楽しめます。
続いて食べた「唐揚げセット」300円は、唐揚げとごはんがセットになったもの。ごはんは、100円増しで「半チャーハン」に変更も可能です。
唐揚げの衣は竜田揚げのようにカリッカリ。旨味濃厚な鶏肉から、火傷するくらいに熱々な肉汁がたっぷりあふれてきます。
唐揚げには下味が付いているのでそのままでも美味しいのですが、鶏肉自体があっさりしていることもあって、コクのある美味しさを補完するマヨネーズとの組み合わせはピカイチ。同時にごはんとの相性もUPします。
今回は、和風出汁が決め手の滋賀県の郷土料理「近江ちゃんぽん」を看板メニューにした、「ちゃんぽん亭総本家 水道橋店」に行ってきました。
「ちゃんぽん」と言えば動物系のこってりした出汁が決め手の「長崎ちゃんぽん」のイメージですが、「近江ちゃんぽん」は、魚介系素材がベースの黄金色のスープ。後味スッキリながらも旨味が濃厚で、食べた後の満足度も高い、出汁の美味しさが強く印象に残る1杯が楽しめました。
「ちゃんぽん亭総本家」にはビールやチューハイなどのアルコール類もあり、おつまみメニューは今回頼んだ唐揚げのほか、餃子、近江牛コロッケなども用意。ランチタイムだけでなく、ちょい呑みにも良さそうです。