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イオンの今年の“土用の丑”は、「近大発なまず」の蒲焼きを大手小売初の全国販売

[2016/7/22 22:19]

 イオンリテールが、7月30日の“土用の丑”に向けて、7月23日より全国の「イオン」と「イオンスタイル」全381店舗で、うなぎに並ぶ新スタミナ食として「近大発なまず」を本格的に発売します。

 販売店舗は7月23日(土)、24日(日)に50店舗、7月30日(土)121店舗で、価格は半身1枚1,480円(税抜)です。両日程とも、各店25~30枚程度の数量限定となっています。

 絶滅危惧種に指定されるなど、うなぎの資源枯渇は世界的課題となっていますが、同社では新たなスタミナ食の企画に取り組んでいるとのことで、近畿大学が長年にわたり研究を重ねてきた食用の“なまず”を販売することにしたそうです。

 「なまずは泥臭い」というイメージがありますが、きれいな地下水を使った養殖場の水質管理や、生育に合わせたエサの配合などにより、くさみが少なく、皮も柔らかな食べやすいなまずが養殖できるようになったそうで、大手小売として初めて「近大発なまずの蒲焼」として全国発売。

 肉厚でしっかりとした食感ながら、うなぎに比べてやや淡白な味わいのなまずに合うようなタレで味付けしたそうです。なお、出荷数量が限られているため、販売初年となる今年は、期間限定・店舗限定になります。

[古川 敦]