世界で一番卵を食べているのはどこの国? 3位の日本は年間329個、2位のマレーシアは343個
ホテルや旅行のクチコミや価格比較サイト「トリップアドバイザー」は、世界の卵消費量ランキングを1枚にまとめたグラフィックを公開しました。
卵かけご飯、目玉焼き、オムレツなど日本人が大好きな卵料理ですが、世界ではどのくらい食べられているのでしょうか。
卵の消費が多いトップ3は以下の通り。卵の数は、2014年の1人あたりの年間消費量をもとにしています(オランダ、ベルギー、ブラジルは2013年の消費量)。
1位:メキシコ(352個)
2位:マレーシア(343個)
3位:日本(329個)
メキシコ、マレーシア、日本は300個を超えており、ほぼ1日1個は食べている計算になります。4位以下は200個台なので、トップ3は飛び抜けて卵好きと言えそう。
4位~10位は以下の通り。
4位:ロシア(285個)
5位:アメリカ(261個)
6位:アルゼンチン(256個)
7位:中国(255個)
8位:デンマーク(245個)
9位:コロンビア(242個)
10位:オーストリア(235個)
ホテルなどで洋朝食というと、卵、ソーセージやベーコン、サラダ、ヨーグルトなどが思い浮かびますが、イギリスは184個、フランスは216個、ドイツは231個、スペインは205個など欧州では意外にも日本よりはずっと消費量が少ないようです。
各国の代表的な卵料理としては、日本は卵ごはん、マレーシアはミー・パンドゥン・ムアール、メキシコはウエボス・ランチェロス、中国は蟹肉炒蛋(かに玉)、フランスはキッシュなどが絵付きで紹介されています。
ちなみに、日本人にとってはソウルフードと言える卵かけごはんですが、世界的には卵を生食する食文化はあまり一般的ではありません。アメリカで「卵を生で食うのは日本人とロッキーだけ」と言われたというコピペもあるほど。
日本の卵は鶏が産んだ後に洗浄するなどして、サルモネラ菌の増殖を防いでいますが、海外の卵は日本ほど徹底して卵の衛生管理が行われていないことが多く、サルモネラ菌の危険があります。海外では日本食も手に入りやすくなりましたが、パックごはんがあっても卵かけごはんで食べるのは危険ですのでご注意を。