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10/16まで開催中! 餃子女子&餃子男子歓喜のイベント「餃子フェス」で、オシャレ系からガッツリ系まで人気の餃子を食べてみた

[2016/10/14 12:22]

 中野駅から徒歩5分の「中野四季の森公園」で、人気の餃子が楽しめる「餃子フェス」が始まりました! 期間は10月12日(水)から16日(日)まで。

 今回「餃子フェス」に参加しているお店は以下の15店舗です。

・「西麻布 炙り家 縁」
・「宇都宮餃子館」
・「横浜中華街 大連餃子基地 DALIAN」
・「鉄板餃子酒場 ちびすけバル」
・「芦屋 伊東屋」
・「一口餃子酒場BLG(Bear Loves Gyoza)」
・「北海十勝餃子」
・「札幌マルエス食堂」
・「肉玉そば おどどX酔っ手羽」
・「餃子専門店 福吉 京都本店」
・「肉餃子専門店 THE GYO」
・「和風居酒屋 森」
・「WASHIN TOKYO」
・「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」
・「鼎’S by JINDINROU」

 13日(木)昼に会場に行ってみると、イベント会場内は平日とは思えないほどの賑わい。店舗によって行列は多少バラツキがあります。

 今回の餃子フェスは、公式サイトを見てもわかるとおり、餃子女子を強く意識したイベント。というわけで、インフォメーションコーナーで勧められた、女子受けの良さそうなオシャレな餃子から食べてみることにしました。

平日なら空いているかと思いきや、会場に着いてみると「今日は土日か?」と思うほどの混雑でびっくり。土日は行列必至と思われます
どの店舗にも人が並んでいましたが、列が50mほど続く人気店も

 まずは「鉄板餃子酒場 ちびすけバル」の「ブルーチーズソースの水餃子」600円を注文(価格は全て税込)。

 「ブルーチーズソースの水餃子」は皮は分厚くモッチモチ! ソースからはブルーチーズならではの旨味やコクがたっぷり感じられながらも、薬味としてパクチーを添えられていて、ブルーチーズ独特の匂いもあまり気になりません。

 ブルーチーズという言葉からはかなり癖のある味をイメージしますが、実際食べてみると癖のない美味しさが特徴の水餃子です。

まずは「鉄板餃子酒場 ちびすけバル」の「ブルーチーズソースの水餃子」を注文
「ブルーチーズソースの水餃子」は皮は分厚くモチモチ、ブルーチーズソースからはチーズならではのコクに加えて、薬味のパクチーがブルーチーズ独特の匂いを軽減

 ブルーチーズソース自体の旨味や塩気は濃い目ですが、餃子の餡が野菜中心でさっぱりして食べやすい。見た目も美味しさも含めて餃子女子必食のメニューです。

餃子の餡は野菜中心でさっぱり

 続いては、オシャレ&チーズつながりで「餃子専門店 福吉」より、「京都えびチーズ餃子」600円を注文。「京都えびチーズ餃子」は、薄めの皮の中にえびを中心としたプリプリ食感の餡、濃厚な美味しさのチーズを絡めて焼いた創作餃子。

 餃子も小麦粉を使った粉ものとあって、チーズとの相性は鉄板! 加えて胡椒を効かせている事もあっておつまみ的な美味しさもバッチリ! まさに、酸いも甘いも知った、お酒好きな大人女子にもオススメの焼き餃子です。

続いては「餃子専門店 福吉 京都本店」の「京都えびチーズ餃子」を注文。見た目はごくごくフツーです
「京都えびチーズ餃子」は、薄めの皮の中にえびを中心としたプリプリ食感の餡、濃厚なチーズを絡めて焼いた創作餃子。胡椒が効いているので、つまみにもぴったり

 オシャレ感漂う餃子で3番目に食べたのは、台湾発祥の小籠包チェーン店「京鼎樓」の流れをくむ羽根つき焼き小龍包専門店の「鼎’S by JINDINROU」。注文はもちろん、「羽根つき焼小籠包」600円。

 「羽根つき焼小籠包」は、小籠包ならではのジューシー感はそのまま、羽根つき餃子風のパリパリとした羽根の食感が加わった創作小籠包。野外フェスで提供するメニューでありながらも、味はもちろん、見た目の可愛らしさも満点。ひと口で食べられるサイズは食べやすさもマル。女子受けメニューの中でも、完成度の高さは抜群です。

小龍包専門店の「鼎’S by JINDINROU」では、もちろん「羽根つき焼小籠包」をオーダー
「羽根つき焼小籠包」は、小籠包ならではのジューシーさに加えて、底面を焼いた上に羽根がついていることで、カリッとした焼餃子のような美味しさを同時に楽しめます

 餃子女子向けなオシャレな餃子を食べた後は、大きなエビを一尾まるごと入れた潔い見た目の、「西麻布 炙り家 縁」発売の「えび餃子 秘伝九条ねぎラー油がけ」600円をチョイス!

 荒々しく野趣溢れる見た目のえび餃子は、単品ではエビの美味しさが生きたさっぱりと楽しめる蒸し餃子ですが、横に添えてある秘伝九条ねぎラー油がけを添えて食べることで、力強い美味しさが大きくアップ! 野趣溢れる見た目にふさわしい力強い美味しさが楽しめます。

オシャレな餃子を食べた後は、大きなエビを一尾まるごと入れた、「西麻布 炙り家 縁」の「えび餃子 秘伝九条ねぎラー油がけ」をチョイス
えびの美味しさがたっぷりなのはもちろんのこと、蒸し餃子なのでさっぱり。えび入りとあって、2個600円=1個300円と価格は高め
単品では少々おとなしい美味しさのえび餃子も、横に添えてある辛味と旨味たっぷりな秘伝九条ねぎラー油がけを添えて食べることで、野趣溢れる見た目ぴったりな力強い美味しさが楽しめます

 続いて、おつまみ的な美味しさが期待できる「ビールの恋人! サクサク揚餃子」600円を「一口餃子酒場BLG(Bear Loves Gyoza)」でオーダー。

「一口餃子酒場BLG(Bear Loves Gyoza)」より、ビールと一緒に食べると美味しそうな「ビールの恋人! サクサク揚餃子」を注文

 油でカリッカリに揚げた「ビールの恋人! サクサク揚餃子」は、餃子を食べている感が乏しいことは否めませんが、つまみとしては最高!

 餃子に添えられていた、甘辛くまろやかな美味しさのチリマヨネーズを添えて食べることで、おかずとしての美味しさもアップ。どちらにしても餃子を食べている感は乏しいものの、おかす&おつまみとしては大変有能な1品です。

油でカリッカリに揚げてあるので餃子ならではの食感は乏しいものの、おつまみとしては最高なウマさ!
甘辛くまろやかな美味しさのチリマヨネーズを添えて食べることで、おつまみとしてのウマさに加えて、おかずとしてのウマさも大きくUP!

 そろそろお腹がいっぱいになってきたので、最後は一番列が長く続いていた「札幌マルエス食堂」の、「新札幌名物 肉の爆弾 肉巻餃子」600円でシメることにしました。

最後にこの日一番人気だった、「札幌マルエス食堂」の「新札幌名物 肉の爆弾 肉巻餃子」を食べてみることに

 「新札幌名物 肉の爆弾 肉巻餃子」は、一時期ブームになった宮崎県の郷土料理「肉巻きおにぎり」を小型化したような見た目。箸で持ち上げてみて餃子全体を見回してみた限りでは全く餃子感が感じられません。

「新札幌名物 肉の爆弾 肉巻餃子」は、一時期ブームになった宮崎県の郷土料理「肉巻きおにぎり」を小型化したような見た目
箸で「新札幌名物 肉の爆弾 肉巻餃子」を持ち上げて全体を見回してみましたが、見た目は餃子感が皆無

 いざ「新札幌名物 肉の爆弾 肉巻餃子」を割ってみると、中にはしっかり餃子が入っており、外側がお肉で巻いている事もあって、さっぱりとした味わいの餡を使用。

 餡はさっぱりでも、肉で餃子をぐるぐる巻きにしているので、肉の味が全面に出た力強い美味しさが楽しめます。

「新札幌名物 肉の爆弾 肉巻餃子」を割ってみると、中にはさっぱりとした餡が入った餃子が入っており、見た目同様に肉々しい力強い美味しさが楽しめます

 「餃子フェス」会場内は餃子ブースに加えてドリンクブースも設けられており、特にビールコーナーでは国内外のビールがいろいろと楽しめます。

 今回は「Hokkaido brewing」が餃子フェス限定ビールとして準備した「ドライホップラガー」シリーズより、北海道余市産の洋なしとはちみつを使った「ラ・フランスハニー」600円をオーダー。

 「ラ・フランスハニー」はフルーツビールとあって、ビールならではの爽やかな喉越しはそのままに、ホップの苦味がないこと、フルーツ由来の甘くスッキリとした美味しさも相まってジュース感覚でサクッと飲み干せます!

「ラ・フランスハニー」はビールならではの喉越しはそのままに、フルーティーな美味しさも相まってジュース感覚で飲み干せます


 「餃子フェス」は開催前から話題になっていたこともあり、平日の昼間から混雑していたことに正直ビックリしました!

 提供される餃子はすべて出来たて&本格的な美味しさ。せっかくフェスに来たんだからいろいろな餃子が食べたい! というニーズも、見た目や味の個性的な餃子があることで満足できる。平日から混雑してしまうのもいたしかたない、と納得のフェスでした。

 平日の午後でも人気のブースは50m以上の行列があったことから、土日はさらに行列が長くなることが予想されます。秋が深まるにつれて気温が下がっている今日このごろ。土日「餃子フェス」来訪の際には、餃子を待つ間に風邪を引いてしまわないよう、温かい服装での来訪をオススメしたいと思います。

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