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【食レポ】全米NO.1中華レストラン「パンダエクスプレス」が日本上陸! ボリューム満点&アメリカ風中華料理の美味しさ~明日11/25(金)川崎に1号店オープン

[2016/11/24 11:55]

 力の源ホールディングス傘下の株式会社I&P RUNWAY JAPANは、全米で大人気の中華料理レストラン「パンダエクスプレス」の日本1号店を明日11月25日(金)にオープンします。場所は神奈川県の「ラゾーナ川崎プラザ」内。

 日本に進出した「パンダエクスプレス」は、アメリカで1983年に創業したレストラン。現在は世界各地に1,900店舗を構える超大型外食チェーン店に発展しています。

 「パンダエクスプレス」でのオーダー方法は、おかずと主食を選んで注文する「デリスタイル」(価格は全て税別)。具体的には、以下のようなセットメニューになります。

・ボウル(1種メインディッシュ+1種類サイドメニュー) 690円
・プレート(2種メインディッシュ+1種類サイドメニュー) 890円
・ビックプレート(3種メインディッシュ+1種類サイドメニュー) 1,000円
・キッズミール(お子様セット+1種メインディッシュ+1種類サイドメニュー) 590円
・ファミリーセット(3種メインディッシュ(L)+2種類サイドメニュー(L)) 3,500円

 メインディッシュはオレンジチキン、スイート&パンジェントシュリンプなどのおかず、サイドメニューはフライドライス、チャオメン(炒飯)などごはん(主食)を指します。

 今回はオープン前に行われた試食会で一足先に「パンダエクスプレス」の料理を楽しんできましたので、1品づつ料理を食べた感想をレポートします。

アメリカ式中華レストラン「パンダエクスプレス」日本1号店は、川崎駅チカの商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」にオープン

 まずはカウンター前に移動してみると、ガラスケースの中に餃子、春巻き、炒麺(焼きそば)、セロリやグリンピースを多く使ったアメリカ式炒飯「フライドライス」、「パンダエクスプレス」を代表する料理のオレンジチキン、グリルドマンダリンチキンなど、たくさんのメニューが用意されています。

レジカウンター側には餃子や春巻きなどの前菜メニューが
奥には炒麺などのごはんメニューとおかずメニューがあります

 奥のキッチンでは常に調理が行われており、できあがった料理から選ぶデリスタイルのレストランでありながら、いつでも出来たて熱々な料理が楽しめるようになっています。

奥のキッチンでは常に足りなくなった料理が調理されています。一度に大量に作らず、常に調理補充することで、いつでも出来たて熱々

 今回はメインディッシュを3種類、サイドメニューをハーフ・アンド・ハーフにした、「ビックプレート」1,000円を注文。ビックの名の通り、ボリュームは満点! 追加注文したドリンクLサイズ290円も、アメリカサイズなビック感っで驚きました。

今回はメイン料理を3つ、サイドメニューをハーフ・アンド・ハーフにした、「ビックプレート」で注文

 アメリカ料理と聞くと、大きなステーキや、数年前に日本に進出した「マグノリアベーカリー」のカップケーキのように派手な色をしたスイーツのイメージがあります。

 日本でも中華料理は広く親しまれていますが、アメリカ発祥の「パンダエクスプレス」の味は日本の中華料理と味が違うのかどうか、さっそく食べて確かめてみます。

アメリカNo.1チェーンの中華料理のお味はいかに

 まずは、別箱に入れてもらったパンダエクスプレスの看板メニュー、「オレンジチキン」から食べてみます。

 カリッと揚げたての鶏の唐揚げに、甘く濃い目のオレンジ風味漂うタレで味付けされており、脂っこくガッツリとした美味しさがまさにアメリカン! 思わずビールが欲しくなるウマさです。

看板メニューの「オレンジチキン」は、別箱に入れてもらいました
「オレンジチキン」は、カリッと揚げたばかりの鶏の唐揚げに、甘くオレンジ風味のタレで味付けられた揚げ物料理で、ビールが欲しくなるウマさ!

 セロリとグリーンピースがたくさん入った「フライドライス」は、見た目や味付けは中華料理の炒飯そのもの。ただ、具として使用されているセロリとグリンピースの風味の存在が非常に大きく、見た目は中華料理なのに常にアメリカの存在がちらつく不思議な美味しさです。

セロリ、グリンピースがたっぷり入った「フライドライス」は、見た目は思いっきり中華料理なのに味はアメリカン! 日本では味わったことのない不思議な美味しさ

 もうひとつの主食メニュー、「炒麺」も見た目は日本の焼きそばそっくり! 食べてみると、甘いソースではなくスパイシーなソースが使われていることで、胡椒の刺激が効いています。こちらは、日本の焼きそばよりもさっぱりとした美味しさが楽しめます。

「炒麺」は日本の焼きそばと見た目はそっくりですが、ソースに甘さがないことと胡椒が効いていて、見かけよりもさっぱりな美味しさ

 主食メニューを食べ終えた後は、唐辛子、ズッキーニ、ピーナッツ、チキンなどが使われた具だくさんな「グリルドマンダリンチキン」を食べてみることに。

 コクの強い美味しさのソースが使われていて、具としてたっぷり入っている香ばしいピーナッツの風味も相まって、パワフルな美味しさのおかずメニューです。

「グリルドマンダリンチキン」は、具だくさんかつ濃いめで力強いコクが感じられるパワフルなウマさのおかずメニュー

 最後に食べた「スウィートパンジェントシュリンプ」は、なんと日本でしか食べられない限定メニューとのこと。

 一見シンプルな海老と野菜の炒め物料理ですが、いざ食べてみると予想外の柑橘系の甘味と酸味がガツンと感じられてビックリ! 大変個性的な味わいのおかずメニューでした。

「スウィートパンジェントシュリンプ」は、海老をメインにしたあっさりとした炒め物かと思いきや、見た目を裏切る柑橘系の甘味と酸味が立った独創的な日本限定メニューだったことにビックリ!

 食後は、素朴な甘さでカリッとした食感の「フォーチュンクッキー」を。割ってみると、中には「LAVISH SPENDING MAY BE DISASTROUS、BE CAREFUL」(散財すると悲惨なので注意)と書かれたおみくじが入っていました。

 現在おみくじは全文英語表記ですが、今後は日本語表記のおみくじを入れることを検討しているそうです。

最後はアメリカ生まれの文化のひとつ、運勢が書かれたおみくじが入ったクッキーこと、「フォーチュンクッキー」は、シンプルにカリッとした食感で素朴な甘さ
「フォーチュンクッキー」の中には「LAVISH SPENDING MAY BE DISASTROUS、BE CAREFUL」(散財すると悲惨なので注意)と書いてありました


 今回はアメリカナイズされた、世界でも超人気中華料理店「パンダエクスプレス」日本1号店の味を一足先に体験してきました。

 「パンダエクスプレス」の味は噂に聞いていたアメリカ風中華料理そのものズバリな味わい。

 どの料理も口当たりが良く、甘い料理、しょっぱい料理ともにも味付けが濃厚! まさに、アメリカ発祥のファストフードチェーンにの味にも通ずる、ハッキリクックリとした美味しさが楽しめる料理ばかりでした。

 惜しむらくは、おつまみとしてぴったりな美味しさのおかずがたっぷり揃っていながらも、アルコールメニューが無いこと。今後オープンする店舗では、ちょい飲み程度にはアルコールが楽しめることを期待したいところです。

[池延大栄(大帝オレ)]