ベビースターのベイちゃんとビーちゃんが2016年で引退!~約30年の歴史に幕。新しい時代へとバトンタッチ
おやつカンパニーは13日、ベビースターラーメンでおなじみのマスコットキャラクター「ベイちゃん」と「ビーちゃん」が、2016年をもって引退すると発表しました。
1959年の発売から約30年間、オレンジ色が特徴的なベビースターラーメンのパッケージには初代キャラクターとして女の子のイラストが描かれていました。1988年、発売当初からのベビースターの意志を受け継ぎつつ、オレンジ色のパッケージから白色のパッケージへと大きく変更した際に、新しいベビースターラーメンのマスコットキャラクターとして「ベイちゃん」(その後「ビーちゃん」登場)が描かれました。
文字が読めない子供でも衣装を見ることで味の想像がしやすいようにと、フレーバーに合わせて、様々な衣装を身にまとってきた「ベイちゃん」。約30年にわたり、様々なパッケージに登場してきた「ベイちゃん」と「ビーちゃん」ですが、今回2016年をもって引退します。
同社によれば、ベイちゃんは完全にいなくなり、ベイちゃんが載った製品については、改めて同社のサイトで発表するとしています。
ベイちゃん引退コメント
僕たち、ベイちゃんとビーちゃんは、2016年をもってベビースターのキャラクターを引退します。
僕たちがはじめてパッケージに登場したのは、1988年。初代キャラクターが約30年守ってきたベビースターの歴史や意志を受け継ぎながら、オレンジ色から白色のパッケージに大胆にリニューアルして華々しくデビューした時のことは今でも忘れられません。
時代を超えて。季節を超えて。国境を超えて。いろんな衣装に着替えながら、たくさんのパッケージに登場してきました。僕たちと出会ってくれた皆さんに、すこしでも楽しい思い出を残すことができていたら、うれしいです。
初代キャラクターからベビースターを受け継いで、約30年。僕たちも、新しい時代へとバトンタッチしていくことに決めました。
これから生まれ来る多くの子どもたちに、新しいベビースターを知ってもらえるように。ベビースターがこの先の未来まで、もっともっと愛してもらえるように。
ベビースターのことを僕たちはこれからも応援しています。あっという間の約30年。本当に、ありがとうございました
ベイちゃん・ビーちゃんについて
東京都在住。「ベイちゃん」ただいま(ず~っと)10才。「ビーちゃん」8才。お父さんは作家、お母さんはデザイナー。自由な家庭の気風で育っているせいか、生まれながらの外遊びの達人です。
特に「ベイちゃん」は好奇心旺盛。お母さんお手製のコスチュームを身に着け、北は北海道から、南は沖縄まで一期一会を楽しみ、外国は中国からイタリアまでの麺ロードを走破したかと思えば、果ては宇宙旅行にも出かける行動派です。
ベビースターラーメンについて
ベビースターラーメンがうまれたきっかけは創業者の「もったいない精神」から。
1950年代当時、当社では即席めんを天日干しで製造していました。 そのときに麺のかけらがこぼれ落ちるのを見た創業者(故・松田由雄)は「もったいない」と思い、集めた麺のかけらに味付けをして、おやつとして従業員に配っていました、ベビースターラーメンがうまれたきっかけです。
最適な味や食感を実現するため、材料の配合、麺の太さ、長さ、味のつけ方などに試行錯誤を繰り返して商品が完成し、1959年に発売となりました