フード

“もったいない”から! 東京都が賞味期限2月末の備蓄「クラッカー」約10万食を無償配布~動物園やマラソン祭りなどで1人5食まで配布

[2017/1/10 11:52]

 東京都は5日、2017年2月末賞味期限の都の防災備蓄食品「クラッカー約10万食」を無償配布すると発表しました。「防災備蓄の重要性を認識していただくとともに、食べ物の大切さを意識するきっかけとしていただくため、」としています。

 恩賜上野動物園(1月28日、2月4日 約3万食)、多摩動物公園(2月5日 約5千食)、水素情報館 東京スイソミル(1月16日から2月25日 約1千食)、チャレスポ!TOKYO(1月9日)、マラソン祭り(2月25日)等スポーツイベント(約3万食)、2017冬耐震キャンペーン(1月26日建物の耐震改修工法等の展示会など)や、各局事業に関連する講習会などで、1人5食まで配布されます。

 なお、都では「賞味期限は、おいしく食べることができる期限で、この期限を過ぎても、すぐに食べられないということではありませんが、なるべくお早めにお召し上がりください」としています。

 また、東京都庁 東京都多摩環境事務所(東京都立川市錦町4-6-3)に引き取りに行ける、または着払いで受け取れる法人・団体にも配布されます。商業目的以外で利用する場合に限られ、転売しないこと、賞味期限内に食べきり、食品を廃棄しないことなどが条件となっています。申込期限は、2017年1月10日(火)~1月16日(月)まで。

[古川 敦]