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オーディオテクニカのシャリロボに新型! 業界初の「両取りモード」を搭載~1時間に最大4,200個のシャリ玉を作れる!

[2017/3/7 23:26]

 オーディオテクニカが、業界初となる「両取りモード」(特許申請済み)を搭載した業務用シャリ玉成形機「ASM430」を2月下旬より発売しました。価格はオープン。

 「両取りモード」の搭載により、機械両側に立って製造作業する際に、左右どちらのシャリ玉が取り上げられたかをセンサーが感知し、その方向に自動的にターンテーブルが回転します。常に一定の位置にシャリ玉があり、シャリ玉の有無を意識せず作業することを可能としています。

 また、1時間あたり従来機比175%アップの最大4,200個のシャリ玉を作ることが可能。クラス最小の設置面積(2016年8月同社調べ)で、設置場所を選ばず、また全高も低く、シャリの投入を簡単に行なえるとのこと。

 さらに、少ない部品点数で構成され、洗浄組立が簡単なだけでなく、洗浄作業時間も短縮できます。安全面にも配慮され、いつでも機械動作を止められる非常停止スイッチや、安全センサーが装備されています。また、耐久性に欠けるテフロンコーティング部は一切なしで、送りローラーの保温ヒーターと保温ホッパーで二重の保温効果があります。

 成形されたシャリ玉も、「スラントモールド構造」(特許申請済)と、シャリ供給制御の新機能採用により、「ローラー成形方式のイメージを覆すような上質なもの」とのことです。

 消費電力は60W、ホッパー容量は約6.6kg(約2升)。外形寸法(W×D×H)は310×497×583mm、質量は約23kg。

[古川 敦]