お土産菓子の全国認知度ランキング、全国ナンバーワンは「白い恋人」！　2位は「うなぎパイ」、3位は「鳩サブレー」～お土産は買わない派も約1割

　お土産屋さんであれこれ迷うのも、旅行の楽しみのひとつ。

　ゴールデンウィークを前に、マーケティング支援事業を手がける株式会社ネオマーケティングが、「お土産お菓子」の認知度を調査、結果を発表しました。調査対象は全国20歳以上の男女1,000人。

　お土産お菓子の認知度ランキングトップとなったのは、北海道土産の定番「白い恋人」。ラングドシャとホワイトチョコレートの「白い恋人」はサクサクと食べやすく、好き嫌いのない味。個装で分けやすく、賞味期限は製造から120日と日持ちする、認知度も高いなど、お土産に選ばれやすい条件が揃った「理想のお土産菓子」と言えそうです。

お土産お菓子で全国認知度ランキング第1位は「白い恋人」！

　調査でお土産お菓子82商品の中から知っているものを聞いたところ、全国で最も多い回答は｢白い恋人｣で87.1％が知っていると回答。2位以下を認知度で10％以上引き離しての堂々の1位となりました。

　2位は静岡「うなぎパイ」、3位は神奈川「鳩サブレー」。（編集部注：記事初出時、愛知「うなぎパイ」との記述がありましたが、静岡の誤りでした。お詫びして修正いたします。）

　地域別ランキングでは、近畿で京都「生八ツ橋」、中国・四国では広島「もみじまんじゅう」、九州・沖縄では沖縄「ちんすこう」が1位に。意外なのは食い倒れの街・大阪のお土産が近畿エリアでランクインしていない点ですが、大阪といえば“粉もん”のイメージ。たこ焼きやお好み焼き、それに人気の551蓬莱の豚まんなどは「お菓子」のジャンルからは外れてしまうためかもしれません。

お土産を買う相手は「親」が約5割でトップ。「一切買わない」派も1割

　誰にお土産を買うかという質問には、「親」が50.4％でトップ。「自分の友人・知人」40.9％、「勤務先の人」39.5％が続きます。

　「自分用」に買う人も多く、35.7％が自分用に購入すると回答。自分へのお土産を買うかどうかは男女差が大きく、男性は26.8％と3割未満なのに対して、女性は44.6％と半数近くが自分用のお土産を購入すると回答しています。

　一方で、「お土産は一切購入することはない」と回答した人も。こちらも男女差があり、男性では16.2％を占めますが、女性では5.4％とかなりの少数派。男女全体では10.8％が「買わない」派であることがわかりました。