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高音質炊飯器が登場! オンキヨーの技術でタイガー魔法瓶の炊飯器「JPG-X100」天面全体がスピーカに~炊き上がりお知らせ音などが高音質に

[2017/10/17 18:20]

 オンキヨーが13日、タイガー魔法瓶が2017年9月11日に発売した炊飯ジャー「土鍋圧力IH炊飯ジャー<THE炊きたて>JPG-X100」(オープンプライス/税抜店頭予想価格は128,000円前後)に同社の加振器「Vibtone」シリーズが搭載されていることを発表しました。

 加振器を活用することで、振動板を用いた従来のスピーカーユニットを使用することなく天面全体をスピーカーにして、高品質でクリアな音声/メロディーの再生を可能にしたとしています。

左が「JPG-X100」、右が「加振器(Vibtone)」

 「Vibtone」とは振動(Vibration)+音(Tone)で開発された加振器の名称。従来、家電製品での音声やメロディーの再生方法としては、振動板を有するスピーカーユニットの利用が一般的で、音質を確保するためには音の出口の穴をあけることが必要とされてきました。しかし、防水性や気密性が必要とされる製品も多く、製品自体に音の出口である穴を設けることが困難で、スピーカーユニットが持つ本来の再生音を充分に発揮することができない状況でした。

 このような問題を解決する方法として、加振器の振動を利用し本来の性能が発揮できない環境においても、加振器を取り付けた場所から高品位な音声再生を実現することに成功したとのこと。「JPG-X100」では、炊飯ジャーのふたにあたる銘板を振動させることで、クリアな音を再生することを可能とし、炊き上がり時のお知らせ音などの、再生音質についてはタイガー魔法瓶と共同開発を行ない、心地よく耳障りの無い音を実現したとしています。

[古川 敦]