8月10日は焼き鳥の日! 1万人調査で人気No.1は「正肉」。関西・東海に比べて首都圏では「レバー」が人気、逆に「せせり」は首都圏より関西・東海で人気
リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、焼き鳥・鳥料理についてのアンケートを実施、結果を発表しました。
調査対象は、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県)、東海圏(愛知
県、岐阜県、三重県)に住む20~69歳の男女1万7,609人。
焼き鳥の種類、人気トップ3は「正肉(モモ、ムネ)」「ネギ間」「つくね」
好きな焼き鳥の種類は、「正肉(モモ、ムネ)」が69.8%でダントツの1位となりました。2位は「ネギ間」で60.0%、3位は「つくね」53.3%。
圏域別では、首都圏で「レバー」の人気が、関西圏・東海圏で「せせり」の人気が、それぞれ他の圏域よりも高いことがわかりました。全体の10位までのランキングは以下の通り。
1位:正肉(モモ、ムネ)
2位:ネギ間
3位:つくね
4位:皮
5位:レバー(キモ、白レバー)
6位:砂肝(砂ずり、ずり)
7位:手羽(手羽先、手羽元)
8位:軟骨(やげん、げんこつ)
9位:ぼんじり(三角、テール)
10位:せせり(首肉、ネック)
タレでも塩でも、「正肉」がトップ!
続いて、焼き鳥の代表的な味付けである、タレ・塩について、それぞれ好きな種類を調査。
タレのトップ3は、1位「正肉(モモ、ムネ)」53.3%、2位は「つくね」で50.6%、3位は「ネギ間」で42.0%となりました。
全体ランキングと比べると「つくね」が躍進し、1位の正肉ともわずか2.7%差に迫るいきおい。
性年代別では、30・40代女性で「つくね」、50・60代男性で「レバー」、20~40代男性で「皮」をタレで食べたいとする人が多く、傾向に違いが見られました。
また、圏域別では関西圏では「正肉(モモ、ムネ)」と「ネギ間」、東海圏では「手羽」が、それぞれタレで食べたい種類として他圏域より人気となっています。
一方、塩で食べたい焼き鳥は、1位はやはり「正肉(モモ、ムネ)」45.8%となりました。2位は「ネギ間」33.6%、3位「皮」31.4%。
全体の順位との違いでは、「つくね」「レバー」などが順位を下げる一方で、「皮」「砂肝」「軟骨」などが順位を上げています。
全体的にはタレのほうがスコアが高めなことから、タレと塩では、ややタレのほうが多数派のようです。
性年代別に見ると、40・50代女性で「正肉(モモ、ムネ)」と「手羽」、40・50代男性で「皮」、20・30代女性で「ぼんじり」と「せせり」が他の性年代より高いなどの特徴が見られました。
圏域別では、関西圏で「正肉(モモ、ムネ)」と「ネギ間」、東海圏で「手羽」と「ぼんじり」が、それぞれ他の圏域よりもスコアが低くなっています。