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節分の豆まきの事故に注意! 3歳未満は豆で窒息する危険性を消費者庁が注意喚起~豆まきの後は必ず掃除。小分け包装豆まきでリスク低減

[2019/2/1 15:14]

 もうすぐ節分ということで、消費者庁が、かみ砕く力や飲み込む力が弱い3歳未満の子どもにとって、豆やナッツ類は窒息や誤嚥につながる危険があるため、豆まきの豆による事故に注意するよう呼びかけています。


 消費者庁には医療機関から、「ちゃぶ台の皿に入ったピーナッツの豆菓子を、親が目を離した隙に子どもがいじっていた。親が取り上げたが、30分たたないうちに子どもがせき込み出した。夜になってぜいぜいしだし、気道異物の治療目的で入院した」(1歳)、「豆まきをした後に、1歳の子どもが床に落ちた煎り大豆をガリガリかじって食べていた。むせ込んでぜいぜいし、呼吸器障害の症状が出た」(1歳)などの3歳未満の子どもの豆による誤嚥などの事故報告が寄せられているとのこと。

 節分でまいた豆を、拾って食べてしまわないよう、豆まきの後は必ずきれいに掃除をするほか、小さな子どものいる家庭では、小分け包装された節分用の豆を、袋ごとまいて楽しむという方法も提案。まいた後に掃除が簡単にでき、小さな子どもが豆を拾って食べてしまうというリスクを減らすことができるとしています。

[古川 敦]