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口がすぼまるフォルムがカワイイ! スタバが職人手作りの「マグ三唐草」を愛媛県中予限定で本日5日(金)発売

[2019/4/5 14:22]

 スターバックス コーヒー ジャパンが、JIMOTO made series CHUYO「マグ三唐草」を、愛媛県中予エリア(松山市、東温市、松前町)の8店舗限定で2019年4月5日(金)に発売します。価格は5,400円(税別)。4月5日(金)~4月11日(木)までの期間中、一人5個まで購入できます。なお、職人が手作業で制作しているため、一時品切れする可能性があるとのこと。

【販売店舗】
松山いよてつ会館店
松山湊町店
松山市駅前店
道後温泉駅舎店
松山はなみずき店
松山中央店
TSUTAYA エミフル MASAKI店
TSUTAYA BOOK STORE 重信店

 「JIMOTO made series」は、日本各地にあるその地元の産業、素材を取り入れた商品を開発するシリーズ。その地元の店舗のみで販売し、その土地ごとの産業、その土地にいる人を大切にしたいという思いをはぐくむために、生まれたとしています。商品を通じて地域の文化、産業、地元で暮らす人などを知り、今まで以上に地元に対する愛着や誇りを感じる機会になることを願い、これまで全国の9エリアで実施されています。

 今回、JIMOTO made seriesが着目したのは、愛媛県伊予郡砥部町を中心に江戸時代中期(18世紀前半)に開窯されたと言われている砥部焼。地元で採取される砥石を使用し、厚みある白磁に「呉須色」(ごすいろ)と言われる藍色の手書き模様が施されている砥部焼は、硬くて丈夫なことから暮らしに密着した器として愛されています。

 今回、中予エリア限定で販売される「マグ三唐草」は、砥部で現存する最も歴史のある梅山窯と伝統的な砥部焼の製法を生かし、オリジナルのマグカップを開発したとしています。3つの「唐草」が描かれていることから「マグ三唐草」と命名され、側面には、スターバックス、梅山窯(生産者)、中予(コミュニティ)の名称が入っており、地域とのつながりが表現されています。

「呉須」とよばれる藍色の顔料に筆を浸し、砥部焼伝統の唐草模様が描かれます。「一筆書き」とよばれるとおり、一本の筆の強弱のみで、ひといきに曲線が描かれる様に息を飲みます。描かれるときの呉須は茶色ですが、これを「釉薬」に浸して、もう一度窯に入れて焼くと、美しい藍色に変化します

 すべての工程を手作業で製作されるマグカップの形状は、ぽってりと厚みある白磁に、砥部焼の原料を採掘する砥石山をイメージしており、上に向かって口がすぼまっていくオリジナルの形となっています。砥部焼の特長である呉須色の手書きの模様は、砥部焼梅山窯の伝統模様「唐草」がマグカップの底部に施されています。

上から眺めたときの円い形や、縁の部分(口縁)の均一な厚みは、ろくろをまわす職人の熟練の技から生み出されます。手作業でマグカップの形になる様は、まさに職人芸。マグ三唐草は、「砥石山」をイメージして、上に向かって口がすぼまっていく形。器の内側を整えるために、特に繊細な指使いが必要とされます
成型後によく乾かされた後、窯に入れて約900度で8~10時間かけて焼かれます。素焼き後の生地は、肌色からほんのりとしたピンクに色づきます

 カップを口に運んだとき「唐草」が印象的に見えるようにデザインされており、「大切な人とのひとときやご家族との団らんの中で楽しんでいただけるマグカップ」としています。

梅山窯プロフィール

 梅山窯は、砥部で現存する中で最も歴史のある窯元です。明治15年(1882年)に開窯して以来130年あまり永きにわたりその伝統を受け継ぎ、砥部の材質を生かして「用と美」をコンセプトに実用工芸品の製作につとめてきました。

 あたたかみのある白磁の器に深い藍色と色絵で描かれた文様と、ぽってりと厚みのある形で作られている梅山窯の器は、飾り気のない健全な美しさを感じられます。

[古川 敦]