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「千切りキャベツ」の消費期限が1日延長して5日間に! やさしい洗浄で野菜へのダメージを低減して実現~廃棄ロス削減やまとめ買い利用を促進

[2019/4/9 22:28]

 キユーピーと三菱商事の共同出資により設立された、「パッケージサラダ」を製造・販売しているサラダクラブが8日、2019年4月12日(金)出荷分(関西・九州は夏以降の予定)より、「千切りキャベツ」「千切りキャベツ ビッグパック」の消費期限を1日延長すると発表しました。

 「千切りキャベツ」は内容量130gで、参考小売価格は100円(税別)。「千切りキャベツ ビッグパック」は内容量280gで、参考小売価格は189円(税別)。

「千切りキャベツ」
「千切りキャベツ ビッグパック

 同社は、「野菜本来の抵抗力を活かし、なるべくダメージを与えないように洗浄すること」と、「10度以下の低温流通管理(コールドチェーン)」を両立し、パッケージサラダの鮮度を維持する技術の確立に取り組んでおり、今回、「野菜にやさしい製法(特許4994524号)」を改良。

 野菜へのダメージをさらに抑えながら洗浄する技術の確立により、「千切りキャベツ」(ビッグパック含む)の消費期限を1日延長することが可能になり、消費期限を加工日に加え5日間にできたとのこと。

 「野菜にやさしい製法」は、キャベツになるべくダメージをあたえないようにする洗浄方法。キャベツは、カット前とカットした後の2回洗浄を行ないますが、カット後の洗浄はカット前の洗浄より野菜にやさしい洗浄を行なうことで、野菜にかかるダメージを減らしています。この製法により、2015年4月、「千切りキャベツ」と「ミックスサラダ」(ビッグパック含む)の消費期限を1日延長しています。

 今回の消費期限延長により、欲しい時に購入しやすくなり、まとめ買いにも対応しやすくなり、販売店にとっては売れ残りによる廃棄ロスや売り切れによる販売機会ロスが低減できるとしています。

【消費期限】
「千切りキャベツ」「千切りキャベツ ビッグパック」 加工日に加え5日間
「ミックスサラダ」「ミックスサラダ ビッグパック」 加工日に加え4日間
その他全商品 加工日に加え3日間

[古川 敦]