大阪市中央卸売市場で「ざこばの朝市」「旬のカツオ&世界のエビ博」5/19(日)開催! 無料試食や500円からの大セリ大会など参加型企画が盛りだくさん!
ざこばの朝市プロジェクト実行委員会は、第36回「ざこばの朝市」を大阪市中央卸売市場にて2019年5月19日(日)に開催します。入場は無料。
今回の「ざこばの朝市」では、「旬のカツオ&世界のエビ博」と題して、各地の旬のカツオ、世界中のエビが大集結。本場高知のカツオの藁焼き体験では、体験の後に無料試食会も実施されます。
市内有名ホテルの料理長によるカツオ料理教室も実施され、市場の卸売人によるエビ講座や試食会も行われます。
「ざこばの朝市」では、将来の市場を担う子供たちに魚をもっと好きになってもらえるよう、さまざまな体験ブースも用意。
キッズレストランでは、小学生を対象とした飲食業の職業体験が行われます。子どもたちは、お仕事の前にプロの講師さんによる「キッズ研修」を受講。実際にお料理をしたり、お客さんに声をかけて宣伝したり、販売したりが体験可能。
キッズレストランは、お店での調理・販売体験を通して、子どもたちに商品が作られることの大切さと苦労を感じてもらい、感謝の気持ちをもってもらうことを目的としています。接客・食品の取扱についての基本から、働くことの意味など、楽しいだけではなく、生きた知識が学べます。
「ざこばの朝市」でもっとも人気のあるブースが、大セリ大会です。大セリ大会では、処理されていない、丸ごと1匹の魚をセリ落とす体験ができます。500円からスタートするセリ上がり方式で、最高値をつけた参加者が魚を手に入れることができます。
また、「車エビ釣り」も、大セリ大会に負けず劣らずの人気。エビのなかでも最高級エビである車エビが惜しげもなく振る舞われます。子供から大人まで楽しめるため、家族連れに大人気の企画となっています。実際に釣った車エビは、3匹まで持ち帰ることができます。
そのほか、かるたの代わりに本物の魚を使う「お魚かるた大会」、名物の大抽選会も実施。大抽選会では、LINE@に登録すると1回抽選、また、当日、市場で水産物を購入すると抽選券がもらえます。大抽選会の景品は、1等本マグロ、2等ふぐ、3等鮮魚セットをはじめ、1,000個以上の景品が用意されています。
また、東京の築地市場から豊洲市場移転の際に、ニュースなどでたびたび報道され一躍有名になった、市場で活躍する「ターレ(ターレットトラック)」に乗っての記念撮影スポットも用意されています。こちらは、ざこばの朝市でしか体験できない貴重な機会なので、お見逃しなく。
ざこばの朝市の由来
「ざこば」を漢字で書くと、「雑魚場」「雑喉場」もしくは「雑魚場」となります。「ざこば」とは、一般的に、小魚をはじめとするアジ、イワシ、サバなどの大衆魚を中心に扱う魚市場を意味します。
今から数百年前の江戸時代、水運の便がよかった現在の大阪市西区江之子島付近に、生魚市場が誕生しました。後に「雑喉場(雑喉場魚市場)」と呼ばれるようになり、昭和初期までその名で呼ばれていました。
1931(昭和6)年11月、「雑喉場魚市場」や「天満青物市場」などが合併し、現在の「大阪市中央卸売市場」が誕生しました。今では、西日本一の規模を誇る市場となり、水産物をはじめ、青果(野菜、果実)、加工食料品(漬物、味噌、乾物、魚肉入加工品)を取り扱っています。
開催概要
<イベント名>
第36回 ざこばの朝市(大阪市中央卸売市場) [イベント公式サイト]
<開催日>
2019年5月19日(日) 8:00~14:00(雨天決行)
<会場>
大阪市中央卸売市場
大阪府大阪市福島区野田1-1-86
<最寄駅>
JR環状線野田駅、大阪市営地下鉄千日前線玉川駅
<入場料>
無料