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グレ電、おめでたい金色も! 手のひらサイズで電話をかける動作ができる「NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション」が発売~いざという時のために公衆電話の使用方法を学ぼう!

[2019/8/8 18:28]

 タカラトミーグループのタカラトミーアーツが、「NTT東日本」との公衆電話の使い方や認知向上に向けたプロジェクト商品として、公衆電話のミニチュアサイズのフィギュア「NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション」を2019年11月中旬から順次発売します。1回300円(税込)。

 携帯電話の普及により、近年利用機会が減少しているといわれている公衆電話は、災害時の有効な通信手段としてその重要性が今改めて注目されています。NTT東日本では、緊急時や災害時に備え、総務省告示(設置義務)に基づき、継続的な設置活動に取り組んでおり、現在も災害時を含む通信手段確保のため、市街地では概ね500m四方、その他の区域は概ね1km四方を設置対象エリアとして、法令に基づいた設置基準で設置しているそうです。

 今回発売される、公衆電話を手のひらサイズのミニチュアフィギュアにした「NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション」は、赤色のボディが懐かしい「新形赤電話機」をはじめ、お馴染みの緑やグレーのボディの公衆電話機、日本では数少ない設置の受話器が2個ついている「デュエットホン」や「金色の公衆電話機」など、懐かしいものから珍しいものまで全6種類をラインアップ。

 公衆電話の電話をかける動きが楽しめるギミック付きフィギュアで、受話器のフックは本物さながらに上下に動き、受話器を手に取ったり、置いたりすることができます。また、ダイヤルボタンは押したり、回す感覚を楽しむことができます。さらに、コイン返却口も開閉するので、まさに実物に近い感覚が味わえます。

 各機種の時代に合わせた「公衆電話の使い方ステッカー」が1枚付属しているので、フィギュアに触りながら公衆電話にあまり馴染みのないという人も、それを見ながら電話のかけ方を疑似体験できるとしています。ギミックだけでなく、外観も実物そっくりのつくりとなっているので、近所にある公衆電話と並べてみたり、触って動作を確認してみたり、公衆電話がぐっと身近な存在になります。サイズは約44~53mm。

新形赤電話機 1971年(昭和46年)

 料金投入は、一度に10円硬貨6枚可能。シニアには懐かしい通称“赤電話”。

MC-3P(アナログ公衆電話機) 1986年(昭和61年)

 1982年に登場したテレホンカードを使って通話できる公衆電話機の小型軽量版。今も設置台数が多く最も認知度の高い公衆電話機。

金色の公衆電話機 1993年(平成5年)

 1993年(平成5年)に皇太子さまと雅子さまのご成婚に際し、お祝いの意を込めてパレード沿道にあるすべての公衆電話の色を金色に塗り替えたもの。※現在は設置されていません

DMC-7 (ディジタル公衆電話機) 1996年(平成8年)

 大型ディスプレイを装備し、操作ガイダンスや通話先の電話番号、音量レベルなどを表示。

デュエットホン 1996年(平成8年)

 2つの受話器を備えた通称“デュエットホン”。3人同時に通話ができる珍しい公衆電話。1990年の電話開業100年記念に製作されました。

MC-D8 (ディジタル公衆電話機) 2016年(平成28年)

 一目で公衆電話とわかるグリーンのカラーリングで、大きく見やすいボタンや凸凹で分かりやすい投入口など、ユニバーサルデザインが採り入れられています。

[古川 敦]