フード

吉野家史上初の“サーロイン”! 最高級牛肉使用「特撰 すきやき重」を明日14日(水)発売～税込860円。数量限定販売、売り切れ次第終了

[2019/8/13 19:32]

　今年、創業120周年を迎えた吉野家が、2019年8月14日(水)10時から、吉野家史上初となる牛肉の“サーロイン”の部位を使用した新商品「特撰すきやき重」を販売開始します。価格は797円(税込860円)。なお、一部店舗では販売していません。また、価格が異なる店舗があります。

　「特撰すきやき重」は、最高級牛肉を使用した商品でありながら、全国で特別価格にて販売するため、販売数は全国で約50万食を予定しており、売り切れ次第、販売を終了するとしています。

　「特撰 すきやき重」はサーロインをすきやきにした「特撰 すきやき重」と生玉子、みそ汁、お新香をセットで提供されます。なお、テイクアウトは「特撰すきやき重」と半熟玉子となります。

　黒いお重で供され、1.8mmの薄さにスライスしたサーロインの生肉120gを使用。注文が入ると、牛丼の具をグツグツ煮込んでいる肉鍋からよそったたれでサーロインをさっと柔らかく香り高く煮上げ、ご飯の上に盛り付けた後に吉野家特製・すきやきのたれが回しかけられます。

　肉汁とタレがキラキラ輝くサーロインを頬ばると、とろけるように柔らかく、サーロイン特有の牛肉のしっかりとした旨味が口の中いっぱいに広がるとのこと。生玉子は、セパレーターで取り出した黄身をサーロインの上にのせて黄身を崩しながら肉と絡めて食べたり、器の中で溶いた玉子にサーロインをくぐらせたり、色々な食べ方が楽しめます。

　なお、「特撰 すきやき重」の肉のボリュームは「牛丼 大盛」より多い量で、ご飯のボリュームは「牛丼 並盛」と同様です。

　明治32年に創業した吉野家は、創業120周年を迎えた今年、吉野家の看板メニューである「牛丼」や看板食材である「牛肉」を幅広い層に身近に感じてもらうための取り組みを展開。今回販売される「特撰 すきやき重」は、吉野家が国産和牛を使用した商品「牛重」を2店舗限定で販売していることを知った人から「数量限定でも、一部店舗限定でもいいので、高級な牛肉商品を食べたい」という声が多数あり、120周年ならではの牛肉特別メニューとして高級部位であるサーロインを使用した商品を開発・販売開始することを決定したとのこと。

　販売にあたっては、全国の吉野家店舗で販売すること、満足感を味わってもらうために単品でなく玉子、みそ汁、お新香のセットメニューにすることにこだわったとしています。その結果、「最高級牛肉商品」として全国で販売するメニューとしては最も高額でありながら、797円というお得な価格設定としたとのこと。

サーロインのうまさを引き出すために

　「特撰 すきやき重」は、初めてサーロインを使った商品であるがゆえ、完成するまでに1年以上試行錯誤を続けながら商品開発を行なった渾身の一作でもあるとのこと。

1) 肉の厚さ1.8mm

　サーロインと言えば「焼く」印象が強い食材ですが、全国どの店舗でも美味しく画一的に提供できることと吉野家らしい牛肉の調理方法の両方を考慮し、「煮る」方向性で商品を検討。サーロインを「すきやき」とすることに決まったとのこと。

　最初のチャレンジはすきやきに使うサーロインの厚さで、サーロインは僅か0.1mmで微妙に肉の柔らかさや味が異なるため0.1mm単位で試作を繰り返し続け、1.8mmにスライスした肉が最も柔らかく美味しい味に仕上がることを見つけ出したとしています。

2) 吉野家ならではの調理方法

　サーロインの旨味を引き出す調理方法についても試作を重ね、サーロインを煮るのは特別な割り下ではなく牛肉の旨味が入っている「吉野家の牛丼」のたれでさっと煮上げることがサーロインの柔らかさと美味しさを引き出すことを見つけ出し、そのサーロインの上にかける特製のすきやきのたれも開発したとのこと。

　なお、牛丼のたれでサーロインを煮上げる際には、吉野家特製・オレンジ色の圧力鍋で一定の温度・時間で煮上げることも、絶妙な美味しさと柔らかさの秘訣としています。

2店舗限定販売の「牛重」販売概要

　牛重の肉は、国産和牛の肩ロースが使用されています。

・ 販売店舗：永田町一丁目店(国会議事堂内)、羽田空港国際旅客ターミナル店
・ 販売価格：永田町一丁目店(国会議事堂内) 1,240円(税込)
　　　　　　 羽田空港国際旅客ターミナル店　 1,500円(税込)

[古川 敦]