扇風機から火が出る可能性　コーナン商事が「メカ式壁掛け扇(2011年製)」の自主回収を実施～経年劣化からスイッチや首振り部が故障。返金で対応

　コーナン商事が13日、2014年5月20日から電気用品安全法違反により回収している「メカ式壁掛け扇KMK-3119M(2011年製)」について、本体の経年劣化からスイッチや首振り部が故障し、故障状態で使用を続けると、発火の可能性があることが判明した発表しました。

「メカ式壁掛け扇KMK-3119M(2011年製)」

　対象商品を所有している場合は、最寄りの同社店舗への持ち込で、返金対応するとしています。なお、商品型番はモーターカバー上部に表示されています。

対象商品：メカ式壁掛け扇KMK-3119M(2011年製)
販売期間：2011年4月4日～2013年12月1日

商品型番はモーターカバー上部に表示

　なお、長年使用している扇風機では、モーター、コード、コンデンサなどの電気部品の経年劣化による発煙・発火のおそれがあります。使用時に下記のような症状がある場合には、直ちに使用を中止するよう呼びかけています。

・スイッチを入れてもファンが回らない。
・羽根が回っても異常に回転が遅かったり、不規則。
・回転する時に異常な音がする。
・モーター部が異常に熱かったり、焦げ臭いにおいがする。