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鍼灸院と和洋菓子店が“食べるお灸”を共同開発! 現代日本人女性の“冷え”と戦う「食べるお灸 ~よもぎとあずきのムース~」が本日25日(水)販売開始

[2019/12/25 15:10]

 鍼灸院のグラン治療院(東京都渋谷区)が、抹茶とあずきの和洋菓子「松右衛門(まつえもん)」とともに、「食べるお灸 ~よもぎとあずきのムース~」を開発。グラン治療院、「松右衛門」で2019年12月25日(水)から先行販売の後、全国の鍼灸院やエステサロンで順次販売が開始されます。内容量は85gで、税込価格は1個530円、3個セット1,590円。

食べるお灸 ~よもぎとあずきのムース~
3個セット

 「食べるお灸 ~よもぎとあずきのムース~」は、現代日本人女性の“冷え”と戦うために、健康のプロの鍼灸師と、美味しさのプロの和菓子職人がタッグを組んで開発されたスイーツ。

 鍼灸院のグラン治療院では、鍼灸の施術とセットで「食べるお灸 ~よもぎとあずきのムース~」を提供しており、その美味しさにハマる人が続出し、食べるお灸を求めて鍼灸の施術を受ける、という人も出てきたため、商品化・販売することが決定したとのことです。

開発者の栗本夏帆氏(鍼灸師)
開発者の阿部真氏(和菓子職人)

 「食べるお灸 ~よもぎとあずきのムース~」は4層に仕立て上げた和風のムース。上から順に、よもぎのジュレ、あずきのムース、よもぎのムース、あずきのゼリーです。まろやかな甘みのあるムースとゼリーに、苦みのあるよもぎのジュレが良いアクセントになっています。食感の異なる4つの素材が絶妙なふんわり感となめらかな口溶けを演出し、あっという間に食べてしまう美味しさとしています。

 原材は生クリーム、牛乳、砂糖、小豆、卵黄、よもぎ、ゼラチン。賞味期限は冷凍で30日間、解凍後は冷蔵庫で48時間。

鍼灸院 グラン治療院東京
抹茶とあずきの和洋菓子 松右衛門(まつえもん)

食べるお灸の栄養成分

【よもぎ】
 お灸に使用するもぐさはよもぎの葉から作られています。よもぎは『ハーブの王様』と呼ばれるほどその効果は絶大とのこと。飲んで良し、付けて良し、浸かって良し、嗅いで良し、燃やして良しの薬草。よもぎの緑色の原料であるクロロフィルは抗酸化作用があり、発がんを抑える効果があります。コレステロール値を下げて血栓を予防するはたらきも強く、高脂血症のほかに貧血の改善・予防にも効果を発揮。末梢血管拡張作用もあるとのこと。

【あずき】
 古くから和菓子の材料として日本人の生活に密着しているあずきは、サポニンを豊富に含んでいます。サポニンには血流をよくする働きがあり、鉄分も含まれているため、貧血予防にもつながるとのことです。

[古川 敦]