買って応援、食べて応援！ コロナ禍に直面する業者の在庫商品を割引価格で販売する、訳あり商品のECサイト「Wakeari（ワケアリ）」オープン
InSync株式会社は、新型コロナウイルスの影響により事業が立ち行かなくなってしまったあらゆる業種の販売者が、自社の商品や在庫を訳あり商品として出品・販売できるマーケットプレイス型ECモール「Wakeari（ワケアリ）」を開設しました。
消費者から見ると、料亭など高級飲食店に卸される生鮮食品など、ふだん出会えないような食品を通常より安い訳あり価格で購入することで「買って応援、食べて応援」ができるショッピングサイトになっています。
緊急事態宣言下では、飲食店などは休業や時短営業をせざるを得ない状況に。一部都道府県を除けば解除される見込みですが、引き続き警戒が呼びかけられていて、すぐに客が戻ってくることにはならなそうです。
そんな中で、和牛や本マグロなど、飲食店や旅館などで提供される高級食材については大量に余ってしまっているとの報道をたびたび目にします。新型コロナウイルス以前はうまくいっていた事業が、突然回らなくなってしまった事業者が全国に多数存在します。
「Wakeari」は、そうした在庫を抱えて困っている事業者が、通常価格より割引となっても販売したい商品などを掲載し、直接消費者に販売することができます。
スタートから6月いっぱいまでは、「＃コロナに負けるな！Wakeari店舗さま支援、すべて無料キャンペーン」を実施。店舗として参加する事業者は、月額・掲載料・売上手数料のすべてが無料で、商品を販売することができます。
その後については、参加店舗と相談の上決定していくとのこと。無料だから出店したのに、店舗に事前相談なく有料化する心配はないとしています。
サービス開始時点での品揃えを見ると、ブランド和牛をはじめ、活き〆真鯛や、あわび、観光地で販売するクッキー、イセエビなどが並んでいます。割引率は15～58％と商品によって異なりますが、すべて割引価格となっています。
ただし、送料無料商品以外は送料がかかり、冷凍で配送する商品などはクール便代もかかるため、地域によっては配送料だけで2,000円を超える場合もあります。購入する場合は、送料もチェックすることをお勧めします。