半額以下も！ セールをしない手作りキャンディショップ「パパブブレ」、コロナ禍で販売機会を逃し賞味期限が近くなったキャンディを値引き販売

　職人による手作りキャンディショップ「PAPABUBBLE/パパブブレ」は、賞味期限が近くなったキャンディを半額以下も含む特別価格で販売すると発表しました。

　「パパブブレ」は創業祭など特別な時を除いて、通常は値引き販売はしていません。

　ところが今年は、例年であれば通常月の2～3倍の売上がある3月のホワイトデーに向けて職人がフル稼働でキャンディを製造していたところ、コロナ禍により多くの商業施設が休業に。

　販売場所を失ったことで、6月～7月に賞味期限を迎える大量のキャンディ在庫を抱えてしまい、このままでは1トン以上のキャンディを廃棄する事態に。

　値引き販売をしないポリシーの「パパブブレ」としては苦渋の選択となりましたが、廃棄を避けて特別価格で販売することに決定したそうです。

3月14日のホワイトデー需要を見込んで作ったキャンディが、コロナ禍により販売機会を失うことに

　特別価格での販売は、パパブブレ各店舗で実施。オンラインショップでは通常価格1万円以上のキャンディが送料無料5,400円の「フードロスゼロセット」を販売します。

　パパブブレでは、特別販売は過去にパパブブレを利用したことのある人が対象としていますが、利用歴をチェックすることはないとのこと。

　なお、最近オープンした大丸心斎橋店、札幌店、相鉄ジョイナス店では、全ての来店客を特別価格販売の対象とするとしています。

　実店舗では、特別価格商品は、貼られているシール別に以下の価格となっています。

　黄：本体価格167円（税込180円）
　赤：本体価格250円（税込270円）
　緑：本体価格417円（税込450円）
　青：通常価格の半額

パパブブレから顧客へ、値引き販売について理解を乞う手紙