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甘味の老舗「船橋屋」から新スイーツ! 江戸時代から受け継いできたくず餅乳酸菌が10億個入った「プレミアムあんみつ」新発売

[2021/1/22 15:50]

 1805年創業の老舗甘味店・株式会社船橋屋は、2021年1月20日(水)、「くず餅乳酸菌入りプレミアムあんみつ」を船橋屋全店舗と公式通販サイトで発売しました。

 「くず餅乳酸菌入りプレミアムあんみつ」は、1個500円(税別)。

 船橋屋は、江戸時代から代々受け継がれてきた植物性乳酸菌「くず餅乳酸菌」をこしあんにたっぷり配合した「くず餅乳酸菌入りプレミアムあんみつ」を発売しました。

 関東風のくず餅は、小麦粉の澱粉質を発酵させて蒸し上げたもので、実は和菓子で唯一の発酵食品だそうです。

 船橋屋では、2010年に小麦澱粉の発酵槽の上層と中層から発酵中の澱粉をサンプリングし、乳酸菌の抽出・解析をしたところ、くず餅の乳酸菌は「ラクトバチルス属パラカゼイ種」と判明したとのこと。

 その培養に成功した船橋屋は、「くず餅乳酸菌」と名づけて商標を登録。

 植物性乳酸菌であり、江戸時代から216年を生き抜いてきたくず餅独自の乳酸菌「くず餅乳酸菌」は、あんみつ1個分のあんに約10億個が配合されています。

 「プレミアムあんみつ」には、くず餅乳酸菌入りこしあんのほか、食物繊維を多く含むノンカロリーの健康食品である寒天や、赤えんどう豆、みかん、クコの実2粒、くず餅、求肥2個が入っています。

[工藤ひろえ]