ケンタッキーがレジ袋のバイオマス配合率を50％に引き上げて無料提供を継続! 適切な厚みに見直すことで、プラスチックの使用量をさらに削減

　日本KFCホールディングスグループの日本ケンタッキー・フライド・チキンが20日、レジ袋のバイオマス配合率を現行の30％から50％に引き上げ、全国のケンタッキーフライドチキン店舗で購入時に、引き続き無料で提供すると発表しました。

KFCレジ袋

　2020年7月の「プラスチック製買物袋の有料化制度」の施行以来、KFCでは植物由来のバイオマス素材を30％配合したレジ袋を用意し、無料で提供を続けていますが、今回、地球環境にかかる負荷をさらに減らし、持続可能な社会を実現するために、バイオマスの配合率を30％から50％に引き上げることにしたとのことです。加えて、現行のレジ袋を適切な厚みに見直すことで、プラスチックの使用量をさらに削減するとしています。

バイオマスマーク

　沖縄県・広島県内の店舗から切り替えを開始し、12月末までにKFC全店舗での切り替え完了を目指すとのことです。全店舗にバイオマスが50％配合されたレジ袋が導入されると、プラスチック使用量は155t、CO2の排出量は17％削減できる見込みとしています。(いずれも1年あたり。2020年度の使用量・排出量との比較)

　同社では「今後もお客さまの利便性と、感染症下におけるお客さまと店舗従業員の安全を確保しながら、地球環境にかかる負荷を減らすチャレンジを続けてまいります」としています。