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今までにないスイーツ専用醤油! 創業102年二反田醤油店が「バニラ醤油」と「みたらし醤油」を本日1日(月)発売~トロリとしているので、白玉にかけるだけでみたらし団子に

[2021/11/1 23:04]

 有限会社二反田醤油店中津工場(大分県中津市)が、今までにない新分野となるスイーツ専用醤油「バニラ醤油」と「みたらし醤油」を開発し、2021年11月1日(月)に発売します。価格は各594円(税込)。

 「バニラ醤油」は、そのまま舐めると塩キャラメルのような味わいで、普段のスイーツが塩バニラの洋風に変身するとのこと。「みたらし醤油」は、その名の通り昔からの和風スイーツ「みたらし」風味で、洋菓子もちょっと和風になり新しい美味しさが味わえるとしています。

 はちみつのようにトロ~リとした粘度で、ケーキやアイスクリームのトッピングや、豆乳、あまざけに混ぜて使用できます。

 原料にこだわり、大分県産大豆、大分県産小麦、ミネラル豊富な自然塩を使用した「三年完熟醤油」や、「三温糖」、「波照間島黒糖」、「濃厚熟成本みりん」が使用されています。

 幅広くさまざまなスイーツに使用でき、トッピングするだけでいつものスイーツが「塩スイーツ」にかわるおいしい瞬間を楽しめるとしています。また、新鮮長持ち密封ボトルが採用されています。

 二反田醤油店は醤油の新しい可能性を求めて「醤油屋の醤スイーツ」4種(プリン、パウンドケーキ、みたらしだんご、丸ボーロ)を近郊のお菓子屋さんとコラボして開発しており、現在同社直売店とECサイトのみで販売されています。

 これらのスイーツは原料に二反田醤油店の三年完熟醤油が使われており、「日本の調味料としての醤油、その可能性をもっともっと広げたい」との思いから、スイーツ専用「バニラ醤油」と「みたらし醤油」を作ったとのことです。脂質0、塩分1.9%、使用原料は植物性のみです。

「バニラ醤油」

名称  :醤油加工品
原材料名:糖類(砂糖、砂糖混合ぶどう糖果糖液糖、水飴)(国内製造)、醤油、みりん/加工澱粉、香料(一部に小麦・大豆を含む)
内容量 :280g
賞味期限:製造日から1年
保存方法:直射日光を避け常温で保存
栄養成分表示(100mlあたり):エネルギー 223kcal、たんぱく質 0.8g、脂質 0g、炭水化物 57g、食塩相当量 1.9g

「みたらし醤油」

名称  :醤油加工品
原材料名:糖類(砂糖、砂糖混合ぶどう糖果糖液糖、水飴)(国内製造)、醤油、みりん/加工澱粉(一部に小麦・大豆を含む)
内容量 :280g
賞味期限:製造日から1年
保存方法:直射日光を避け常温で保存
栄養成分表示(100mlあたり):エネルギー 223kcal、たんぱく質 0.8g、脂質 0g、炭水化物 57g、食塩相当量 1.9g

使用例

蔵工房・二反田醤油店

蔵工房 二反田醤油店プロモーション動画

 材料となる大豆や小麦などの厳選した素材から麹をつくり、発酵させて寝かせてから商品として出荷されるまで、最低でも2年をかけてつくられるこだわりの醤油。毎年春と秋に仕込み、週に一度の撹拌(かくはん)を繰り返しながら、季節に応じた管理方法を徹底。発酵と熟成を繰り返してできあがる醤油の原料となる“もろみ”は、よりおいしさが増すとのこと。

 特に気温が上がる夏を2回過ごさないともろみの発酵が完了せず、十分なうまみが引き出せません。徹底した管理体制と代々伝わる熟練の職人技により、昔から変わらない味がつくり続けられています。

 「Classic」シリーズは、創業から変わらないおいしさで人気のこいくち醤油「ほまれ」、甘さが特徴の「さつき」、濃厚甘口の「さしみ醤油」など全6種類をラインナップ。また、大分県産丸大豆と小麦に限定してつくる「三年完熟醤油」は、その商品名のとおり、通常2年でできあがる醤油を3年かけてつくるこだわりの一品です。

 「若い人にも気軽に手にとってもらえるような、うちでしか作れない特徴のある商品を」という思いから開発をはじめたのが、豊富なラインナップを誇る醤油加工品。また、昔は当たり前だった一般家庭への配達を、二反田醤油店では今も変わらずに行なっており、全盛期に比べると利用客はずいぶん減ったものの、それでも続けているのには「お客さまとのつながりを大切にしたい」という思いがあるからとしています。

 現在は、三代目 二反田新一氏(62歳)、四代目 二反田圭祐氏(33歳)が経営しています。

[古川 敦]