片手で手軽にコオロギなどで約15gのたんぱく質を摂れるプロテインバー! 無印良品の昆虫食第二弾「コオロギチョコ」が本日15日(水)発売～ミルクチョコなど使用で食べごたえも
良品計画が、コオロギを食材に使った昆虫食の第二弾として、コオロギパウダーやミルクチョコレート、大豆パフなどを使用し、ミルクチョコのほどよい甘味とザクザクした食感が楽しめるプロテインバーに仕上げた「コオロギチョコ」を全国の「無印良品」限定221店舗、公式ネットストアで2021年12月15日(水)発売します。価格は190円(税込)。
「コオロギチョコ」は、コオロギパウダーをはじめ、大豆パフやきなこなどの大豆由来成分を配合し、1本に約15gのたんぱく質を含むプロテインバーに仕上げられています。また、甘さ控えめのミルクチョコレートとオレンジ果汁パウダーを使用し、ミルクチョコのほどよい甘さと、アクセントとなるオレンジのさわやかな風味が味わえるとしています。さらに、たっぷりの大豆パフで、食べごたえのあるボリューム感と、ザクザクした食感が楽しめるとのことです。エネルギーは184kcal、たんぱく質 15.9g、脂質 8.6g、炭水化物 11.2g、食塩相当量 0.6g。
世界の急激な人口増による将来の食糧不足に備えて、「昆虫食」が注目されており、同社では、「今後の食糧確保と環境問題などの課題を考えるきっかけになれば」という思いから昆虫食の商品化を開始。“昆虫食の先進国”といわれるフィンランドを訪問するなどして情報収集を行ない、その結果、コオロギに関する知見が豊富な徳島大学発ベンチャーの株式会社グリラスと協力して、コオロギを食材とする取り組みを進めています。
そして2020年5月、無印良品で初の昆虫食として「コオロギせんべい」をネットストアで発売。その後、200店舗で発売し、順次販売対象店舗を拡大しています。現在では、幅広い世代に好評で、環境問題に目を向けるきっかけになったと考えてるとしています。
今回発売される「コオロギチョコ」は、昆虫食の第二弾で、昆虫食をもっと身近に感じてもらうとともに、たんぱく質を豊富に摂取できる食の一つとして、当たり前となることを目指すとのことです
無印良品では、地球にやさしい未来食としてコオロギを食材とする取り組みを続けています。ミルクチョコベースに食用コオロギパウダーを入れた、1本で約15gのたんぱく質を摂れるチョコバー。大豆パフのザクザクした食感とほのかなオレンジ風味が特長です。
— 無印良品 (@muji_net)December 15, 2021
※数量限定、全国222店舗とネットストアで販売
主に動物性たんぱくが資源の家畜に比べて、昆虫は主要な栄養素を体内に多く含むため、栄養素を効率よく摂取でき、また、生育する際に必要な水やエサの量、さらには温室効果ガスの排出量も圧倒的に少なく、環境負荷が軽減されるといわれています。国連食糧農業機関(FAO)も、栄養価が高く環境への負荷も少ないという理由から、家畜の代替として昆虫食が推奨されています。その昆虫食の中でも、コオロギは飼育しやすく、効率的に生産できることから食用に適しており、国内外で注目されています。
コオロギが食用として注目される3大ポイント
1.飼育が容易
必要な水やエサの量が圧倒的に少ないため、簡易的なキットを使用し、省スペースで飼育が可能です。
2.成長が早い
約35日で成虫になるため、他の昆虫と比べて効率よく生産することができます。
3.雑食
主に穀物類を食べますが、雑食のため、エサの選択肢が広いことが特長です。