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生乳が年末年始に工場の受け入れ能力を超えることを回避! Jミルクが発表~「日本のミルクは温かく優しく支えられています。深く感謝申し上げます」

[2022/1/12 21:05]

 生乳生産者、乳業者及び牛乳販売業者の業界団体「一般社団法人Jミルク」が11日、年末年始の処理不可能乳発生を回避できたと発表しました。

 2021年12月下旬から2022年1月上旬にかけ、処理不可能乳(全国の工場での受け入れ能力を超え、余剰となってしまう生乳)の発生が懸念されていましたが、家庭での応援や様々な業界の方の支援により危機を回避することができたとのことです。

 酪農家による生乳の出荷抑制や乳業メーカーによる最大限の乳製品向け処理など、酪農乳業が一丸となって取り組み、生乳需給の状況について広くメディアで報道されたこともあって、消費者から多くの応援、「消費拡大に協力したい」という声が寄せられ、小売り・流通関係者などを通した消費拡大の輪も広がったとしています。

 Jミルクでは、「日本のミルクは温かく優しく支えられています。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。処理不可能乳の発生を回避できたのは、こうした皆さまの力が大きな要因であったと思っております。改めまして、深く感謝申し上げます」と感謝を示しています。

[古川 敦]