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【食レポ】餃子の王将で震災の炊き出しから生まれた、野菜たっぷり「野菜煮込みラーメン」! 中太麺に野菜の旨味と生姜の辛味が効いたスープが絡んでウマー!

[2022/3/3 10:21]

 中華レストラン「餃子の王将」は、2月1日から「野菜煮込みラーメン」を販売中です!

 「野菜煮込みラーメン」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災時に、「餃子の王将」が炊き出しを行った際に作ったラーメンをベースに開発したラーメンメニュー。

 「野菜煮込みラーメン」には、1日の野菜摂取目標となる350gの野菜が投入されており、日々の食生活で野菜不足を実感している方にオススメな一品となっています!

 商品ラインナップは単品640円(テイクアウト時628円)のほか、餃子3個+杏仁豆腐が付属するAセット870円、餃子3個+小ライスが付属するBセット990円も用意されています。価格はすべて税込み。

 というわけで今回は、「野菜煮込みラーメン」628円をテイクアウトしてみました!

 なお、テイクアウト注文時には別途容器代が20円かかるので、合計648円となります。

テイクアウト版の「野菜煮込みラーメン」は、麺とスープがそれぞれ別々の容器の中に収納されています!

 食べる前にキッチンスケールで重量を確認!

 容器を含めた「野菜煮込みラーメン」の総重量は902g。具だくさんな麺料理とあって、平均的なコンビニ弁当の重量400gを大きく超えるボリュームとなっています!

容器込みの「野菜煮込みラーメン」の総重量は902g

 ちなみにスープの入った容器を見ると、お店から自宅へと持ち帰る際にスープが溢れ出さないようにラップでぐるぐる巻きにされています!

スープが入った容器は蓋とラップで包まれているので、多少乱雑に扱ってもスープが漏れ出す心配ご無用!

 ラップで容器を包んだことで、いつもよりもスープの熱々感も長持ちしている点に思わずニッコリ!

 それではいただきます!

熱気を帯びたスープの中には野菜たっぷり!

 黄金色に輝くスープはキレのある旨味、絶妙な塩気、生姜の清々しい辛味がバランス良く効いてウマー!

スープは旨味、塩気、辛味の塩梅グー!

 使用されている野菜は、シャキシャキとした食感が心地よいもやし、スープの風味以上に甘味が立ったキャベツ、にんじん、たまねぎ、芯までスープが浸透した白菜と、どれもハズさないウマさ!

使用されている野菜はもやし、キャベツ、にんじん、たまねぎ、白菜の5種類!

 野菜以外にもお肉と脂の旨味豊かな豚肉が入っているものの、本音を言えばもう少し量が欲しいところ!

豚肉はお肉と脂身の旨味がメチャパワフルなだけに、量が少ない点は大変ガッカリ!

 スープ、各種野菜、豚肉の味見を済ませたら、麺の入った容器の中にスープを投下!

麺の入った容器の中にスープを入れると、見た目が「二郎」系ラーメンそっくり!

 スープ投入後は麺にスープが馴染むようにMix! Mix! 麺全体がほぐれたタイミングでかき混ぜる手を止めて食事を再開します!

スープが熱々なので、麺がほぐれやすい点が吉!

 スープ色に染まり始めた麺をすすると、モチモチとした食感とあわせて、出汁の旨味、塩気、生姜の辛味がこだまするスープが染みてメチャウマ!

弾力に富んだ麺と、旨味強強なスープのコンビネーションは最強で、いつまでも麺を食べていたいと思うウマさ!

 最後は、スープの旨味を吸収した白菜、軽やかな食感が心地よいもやしとあわせて麺を食べ、白菜がキャッチしたスープの旨味、もやしを噛み締めた際に出現する水分による清々しさを感じながら「野菜煮込みラーメン」を完食! ごちそうさまでした!

スープを吸い込んだ白菜、後味クールなもやしと一緒に麺を食べて食事をFINISH!



 今回は、美味しく野菜をたっぷりと楽しみたい方にオススメなラーメンメニューとなる、「野菜煮込みラーメン」をテイクアウト利用してみました!

 味の要となる透明感のスープは旨味も激強な上に、生姜の刺激が効いて後味キリリ!

 スープの中には、もやし、キャベツ、にんじん、たまねぎ、白菜、豚肉が入ってメチャ具だくさん! 当然ながら、柔らかな食感の麺との親和性も上々!

 惜しむらくは、もう少し豚肉の量が多ければ最高でしたが、美味しく手軽に野菜が摂れる麺料理が気になる方にオススメです!

 そんな「野菜煮込みラーメン」が気になる方は、お近くの「餃子の王将」でお試しください!

[池延大栄(大帝オレ)]