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野菜マシ無料の背脂を加えた二郎系野菜炒め!? 税込500円で普通でも1日分の野菜400g、マシで500g! 八百屋直営の“ありそうで無かった”野菜炒め専門店「ベジ郎」2号店が池袋東口にオープン

[2022/5/3 12:33]

 外食向けに野菜の卸売業を営むフードサプライが、コロナ禍で打撃を受けた生産者の野菜を活用し、野菜をより多く消費出来る業態として2021年12月にオープンした「ベジ郎 渋谷総本店」に続き、「ベジ郎 池袋東口店」を池袋東口に2022年4月23日(土)に開店しました。

 関東圏を中心に約5,000店舗の飲食店に向け野菜の卸売を展開している同社は、「野菜の新しい流通をつくる」をビジョンに掲げ、既存システムにとらわれない事業モデルを構築。2020年は、コロナ禍により行き場を失いかけた野菜を非接触販売方式で一般消費者に販売する「ドライブスルー八百屋」を開始。全国展開に至ったこの取り組みが評価され、青果卸事業が主体の企業として初めて「外食アワード2020・中間流通・外食支援事業者部門」を受賞しています。

 そうした経験を活かして、2021年12月にコロナ後も見据えた新たな生産者と野菜不足に悩む消費者を繋ぐリアルD2Cの場として同社初の飲食店事業「肉野菜炒め ベジ郎」を立ち上げ、渋谷にオープンした「ベジ郎 渋谷総本店」は、オープン当初は男性比率が9割ほどであったものの、SNSなど口コミにより、いまでは女性の来店が4割近くを占めているとのことです。

 野菜をたっぷり食べるために、重視したのは「美味しさと満足感」。背脂を加えた濃厚な味わいの進化系「野菜炒め」は普通サイズ(税込500円)で400gの野菜を使用、一皿で1日分の野菜を美味しく摂取でき、ボリューム満点の唐揚げをのせた「肉野菜炒め」(税込700円~)はさらに食べ応えのある一皿。醤油・ポン酢・味噌の3種の味から選べ、野菜マシは無料(マシマシ+税込50円)、背脂の有無と量も選べます。いずれも、+100円(税込)でご飯とスープが付いた定食にできます。さらに、池袋東口店限定のコールスロートッピングも用意されています。

 国内で年間約570万トンともいわれる食品ロスのうち事業系食品ロスは過半数を占めると言われており、その中でも野菜を加工・調理する工程で一般的に使用せずに廃棄してしまうある野菜のある部分を活用した、ベジ郎の肉野菜炒めととても相性の良いトッピングを開発。このような取り組みに今後も積極的に取り組んで行くことにより、フードロス削減に貢献する企業を目指すとしています。

メニュー

 「野菜炒め」は、卸業者が取り扱う新鮮産直野菜をたっぷり使った野菜炒め。火を通すことでたくさんの野菜が食べられ、濃厚な味つけで満足感も得られる一皿とのこと。

 「肉野菜炒め」は、鶏の唐揚げをのせたボリューム満点の肉野菜炒め。

「肉野菜炒め ベジ郎 池袋東口店」概要

住所  :東京都豊島区東池袋1-23-5 新大同ビル1階
営業時間:11:00~22:00 (21:50 LO)
定休日 :なし
開店日 :2022年4月23日(土)
店舗規模:21坪 18席

[古川 敦]