すかいらーくが時給計算を5分から1分単位に変更　過去の2年間分も差額相当額を支給～算定方式の変更と2年間の差額分の支払いは16～17億円の見込み

　すかいらーくホールディングスが9日、新勤務時間管理方式に関する報道について、算定方式の変更と、2年間の差額分の支払いによる業績への影響については、既に第1四半期決算発表にて開示しており、業績に織り込み済みと発表しました。

　同社では、現在は5分単位で店舗の勤務時間を計算していますが、2022年7月1日から新勤務時間管理方式を導入し、1分単位での勤務時間の計算に変更されます。新管理方式への円滑な移行及び従業員への配慮の観点から、過去の2年間について、実際に給与とした支払った金額と、新管理方式で算出した場合の金額との差額相当額を在籍する時間給で働く従業員に、すかいらーく社として自主的に支払うことを決定しているとのことです。

　算定方式の変更と2年間の差額分の支払いは、第一四半期決算資料連結累計期間に既に14.5億円が計上されており、現段階では概算で16～17億円を見込んでいるとのことです。