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中国産シイタケに異物混入の可能性 グリコが「中華丼」や「すき焼き丼」など約80万個を自主回収~「健康への影響はないと判断していますが、たばこフィルターなどに使用されている素材でもあり万全を期す」

[2022/8/24 23:54]

 江崎グリコが24日、同社が販売する食品11品目に、異物混入の可能性が判明したため自主回収すると発表しました。回収対象個数は合計約80万個。対象商品が手元にある場合は、ネット受付フォームに必要事項を入力すると、対象商品を引き取りに来て、後日、商品代金相当の「QUOカード」を発送するとのことです。

 異物は、セルロースアセテート繊維で、同社では「健康への影響はないと判断していますが、たばこフィルターやエアコンフィルターに使用されている素材でもあることから、当社の品質方針に則り、万全を期して回収することにした」としています。

 なお、異物は商品原料(中国産シイタケ)に混在していた可能性が高いため、同じ供給元が生産する原料(シイタケ、しめじ)を使用している全商品を回収対象としているとのことです。

対象商品

※賞味期限が「2022年8月から2023年7月まで」の商品が対象(裏面下部に記載)

※ 上記11品目以外のDONBURI亭/炊き込み御膳/SUNAO は回収対象外(「DONBURI 亭中華丼スタンディング[内
容量 230g、JAN コード 4901005231603]」は原材料にしいたけが含まれないため今回の回収からは対象外です)。

[古川 敦]