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マクドナルドが紙ストロー、木製スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーに全国約2,900店舗で順次切り替え 「紙ストローの特性上、長時間使用や飲み物をかき回した場合に折れや曲がりが生じることがあります」

[2022/10/4 14:33]

 日本マクドナルドが4日、紙製ストロー、木製スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーを全国のマクドナルドで2022年10月7日(金)から順次提供すると発表しました。

 日本マクドナルドでは、環境のためにはもちろんのこと、美味しさや安全性、使いやすさを考慮しながら、プラスチックに替わるストローなどの開発を進め、現在、神奈川県・京都府内の全店舗で紙製ストロー、木製スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーが先行導入されています。

 今回、全国約2,900店舗で、ストロー・スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーをプラスチックから紙製・木製に切り替えることにより、年間約900トンのプラスチックを削減することになるとしています。

 また、本紙製ストロー、木製スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーは、環境に優しいFSC認証を取得した紙・木材が使用されています。同社では「今後もお客様からのお声を伺いながら、積極的に環境に配慮したパッケージの開発を進めてまいります」としています。

 昨今、プラスチックの過剰使用による環境負荷が世界中で問題視される中で、プラスチックの使用が様々な場面で削減されています。マクドナルドではグローバル全体で、「2025年末までに、すべてのお客様提供用パッケージ類を、再生可能な素材、リサイクル素材または認証された素材に変更する」というコミットメントを掲げ、より地球環境に配慮したサステナブルな社会を目指した取り組んでいるとのことです。

※紙製ストローの特性上、長時間使用したり、飲み物をかき回した場合に折れや曲がりが生じることがあります。
※子供用のストローやマックシェイク用のストロー、一部商品用のスプーン等、プラスチック製で提供するものもあります。
※牛乳パックなどに付属されているプラスチックストローなどは除外です。
※FSC認証は森林の環境や地域社会に配慮して生産された製品であることを証明する国際的な制度です。

[古川 敦]