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国土交通省が大雪に対する緊急発表 明日24日(火)から日本海側を中心に大雪、太平洋側でも大雪や積雪となる可能性

[2023/1/23 15:30]

 国土交通省が、2023年1月24日(火)~1月26日(木)頃にかけて日本の上空に、この冬一番の強い寒気が流れ込むため、日本海側を中心に大雪となり太平洋側でも大雪や積雪となるところがある見込みで、大雪や暴風雪、吹きだまり、低温による路面凍結、などによる交通障害に警戒するよう呼びかけています。また、強い冬型の気圧配置は27日(金)頃に一旦緩みますが、29日(日)頃にかけて再び強まる可能性があります。

 同省では、「2022年12月17日からの大雪の際にも車両の立ち往生が発生していますので、十分に警戒してください。大雪の場合は不要不急の外出を控えてください」と注意喚起しています。やむを得ず自動車を運転する場合は、冬タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底、スコップや砂などの冬用装備の携行を呼びかけています。

2022年12月17日からの大雪の立ち往生等の状況

 また、降雪状況などにより、広範囲での通行止めや、結果として、高速道路と並行する国道などが同時に通行止めとなる場合があります。過去の大雪の際には、大型車の立ち往生が主な原因となり、甚大な影響が生じています。運送事業者は、事業用自動車に冬タイヤが装着されていることの確認など、安全を確保するために必要な措置を講じることが必要です。なお、雪道において悪質な立ち往生が発生した場合には、監査で事実関係を確認したうえで、講じた措置が不十分と判断されれば、行政処分の対象となります。

 大雪が予想される地域では、公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあります。最新の気象情報や交通情報等に留意し、外出が必要な場合には、十分な時間的余裕を持って行動するよう注意喚起しています。

[古川 敦]