餃子の王将が餃子のタレなどのカスターセットをテーブルから撤去　注文を受けてからスタッフが目視確認の上、席に運ぶ運用に～「ご不便をおかけしていることに対しまして、心よりお詫び申し上げます」

　王将フードサービスが運営する全国の「餃子の王将」が14日、各店舗でのカスターセット(餃子のタレ、ラー油、酢、コショウのセット)の運用を変更していると発表しました。同社では「撤去の運用につきまして、『餃子の王将』をご愛用いただいている皆様にご不便をおかけしていることに対しまして、心よりお詫び申し上げます」と謝罪しています。

　昨今、同社店舗や他の飲食店で、衛生管理に関するトラブルが発生していることを受け、同社では2023年2月11日(土)から、卓上のカスターセットを撤去し、配膳の都度小皿に入れて席に運ぶ運用を開始。しかし、「お客様の安心・安全と店舗の衛生を最優先に考え、全店舗にて早急に対応したものですが、これまでカスターセットをご利用いただいていたお客様より、ご不便を訴えるお声も多く頂戴いたしました」とのことで、2月14日(火)から、利便性を維持しつつ衛生管理を徹底できるよう、同社のマニュアルと各店舗の体制・運用を再度調整し、全店舗で以下の通り対応することにしたとしています。

1.カスターセットは卓上には置かず、オーダーをとった後に、異物混入や汚損がないかスタッフが目視確認の上、席に運ぶ。

2.カスターセットは、下げ膳の際に厨房に戻し、スタッフが異物混入や汚損がないか目視確認し、アルコールで必ず消毒。

3.餃子のタレ、酢の容器は1日に2回、ラー油の容器は1日に1回必ず洗浄。

　同社では「改めまして、お客様及び関係者の皆様にご心配及びご不便をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。これまで以上にお客様に安心、安全で美味しい料理をご提供し、お客様から褒められるお店創りに精進してまいりますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます」としています。